闇ネットのtincフルメッシュ化
tinc接続をフルメッシュ化するとなにがどのように変わるのかをまとめてみた
フルメッシュ化以前
https://gyazo.com/54db21185c3fe13535b33f336d380f10
3つの闇ネットルートノード(gsngw01 suzukautako hotate)のうちどれかひとつを選んでセットアップスクリプトを実行
tincノードは3つの闇ネットルートノードのうちどれかに接続しにいく
ほとんどのtincノードはgsngw01に接続していた
suzukautako と hotate は gsngw01 経由でセッションを確立していて、実質 gsngw01 を中心としたスター型のネットワークになっていた
フルメッシュ化以降
https://gyazo.com/296f83a0899cdaaecaa39788ed805d88
単一のセットアップスクリプトを実行する
tincノードはすべての闇ネットルートノードへ同時に接続しにいく
闇ネットルートノードのtincノードは接続を受け付けるだけでなく、自分以外のtinc接続拠点に対して接続を行う
gsngw01 も例外ではない
中心の無いフルメッシュネットワークになる
フルメッシュ化以降の運用
セットアップスクリプトを実行したら、#闇ネット チャンネルに公開鍵を貼る
闇ネットルートノードの管理者は、公開鍵が投稿されていることに気がついたら、自分の拠点の闇ネットルートノードに、投稿された公開鍵を追加する
誰かが追加するはずなので、気に入らない奴の公開鍵は追加しなくてもOK
http://10.0.0.1/ で各ノード同士の接続状態をチャートで見られるようにしてあるのでここで確認しよう
闇ネットルートノード運用者がおこなう作業
UDP/TCP 655 を解放する
他のtinc接続拠点の公開鍵を追加する
tinc.confに他のtinc接続拠点へ接続しにいく設定を追加する
See Also:
闇ネットのつなぎかた(はじめての人向け)
闇ネットルートノードにクライアントノードを追加する手順