意味のイノベーション
ろうそくの事例がわかりやすい
いま人がろうそくを買うとき、そこには異なる動機がある。異なる意味がある。実際、いま人はろうそくに明るさを求めていない。むしろ部屋を「暗く」するために使っている。部屋での居心地を求めているのだ。人はろうそくに「新しい意味」を与えた。
これと同じようなことは社会学とか記号論で言われてるのを見たことがある
例えば黒い車を買うのは、黒色の車が好きとか、黒色の車に乗りたいということだけでなく、黒色の高級車に社会的に価値付けられた記号として働くから
乗っている人の権威や富、社会的地位を示す
という話
書いたあとに意味のイノベーションの本質はそうではない気がしてきた
すでにあるものに元とは違う意味を見出していくことがまさにイノベーションなのでは?
物にMeaningとSolutionという2つのレイヤーがあることを発見するのがイノベーション?
だとしたら黒い車の例えは、ものに2つのレイヤーがあることを示す例にはなっていると思う
車だとまだ微妙だけど、機械式時計が宝飾品として見出されたのとかは意味のイノベーションぽい
急激にそうなったわけではないのでイノベーションとはいわないかもしれない
車もたぶん時間の問題
ガソリン車なんかは既にそういう時期にはいりつつある気がする
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