コンサータ
免責事項:ご自身の健康については必ず専門の医療機関にご相談ください。本文章による健康的被害等があった場合について執筆者は全く責任を持ちません
あらゆる精神疾患が解決する魔法の薬と思われがちだがそんなものはないし、そう思って気軽に処方され飲み回しでもされようものなら販売中止になって本来の患者が困るので精神科リセマラみたいな思考はやめよう(セカンドオピニオンは重要であるが)。
一般名:メチルフェニデート塩酸塩徐放錠
ドパミン及びノルアドレナリントランスポーターに結合し再取り込みを抑制することにより、ドパミン、ノルアドレナリンを増加させ、神経機能を活性化し、注意力を高めたり、衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善する。主に注意欠陥・多動性障害(AD/HD)の治療に用いられる。詳細な作用機序は十分に解明されていない。一般的な副作用に、眠気、不眠、頭痛・頭重、注意集中困難、神経過敏、性欲減退、発汗、抗コリン作用がある。 物としては覚醒剤に近く、覚醒効果はメタンフェタミン(ヒロポン) > アンフェタミン > メチルフェニデート(コンサータ)> カフェインの順に強いと言われている。そのため日本においては取り扱いが厳しく、認定を受けた専門医でなければ取扱うことが出来ない。また、2020年 7 月から 9 月にかけて処方の際に患者は専用の ID カードと身分証明書の提出が求められるようになった。
はじめて飲んだときの感想は「これ覚醒剤かよ」。妙にテンションが上がり動悸を感じた。しかしすぐ薬に慣れてしまうので心配はいらない。万能の薬のように謳われることがあるが、別にこの薬を飲んだからといって AD/HD 的諸症状が一発で解決するわけではない。あくまで本人が解決するための助けとなるための支えである。そこを勘違いしないように。ちなみにうっかり飲み忘れるとポンコツになったり活動のブレーキが効かなくなったりする。お薬はきちんと飲もう。