みんなの意見は案外正しい
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読んだRRM.icon
第二部は読んでいない
ほかにも飛ばし読みもしている
事例ベースだったりケーススタディ的な本、どうしても全部読むの辛くなってしまうんだよなRRM.icon
一人の専門家の素晴らしい意見より、みんなの意見を集約した意見の方が問題解決などに役立つことが多いという話
「正しさ」は別に政治的正しさなどではない
つまり「専門家に聞くのではなく、集団に答えを求めるべき」という話
もちろん集団がどんな時でもうまく機能する訳ではない
うまく機能するのに必要な要素は
各人がそれぞれ独自情報を持っていること
それぞれがどんどん集団に新しい情報をもちこむようになる
独立性
他人の考えに自分の考えが左右されない
みんなでいろんな正解を探索しよう
これは合理性や中立性ではない!
たとえば状況が曖昧で不透明な時、人間は周りの人間とおなじ行動をとる
これは合理的な行動ではあるが独立性は満たしていない
つまり個人の自律性という西洋でなじみ深い自由主義の核心を採用するということ
それぞれが身近でローカルな情報を重要視し、それを利用できる
それぞれが得意な分野、身近な分野に特化し、判断する
集約性
個々人の判断を集計して集団として一つの判断にするメカニズムの存在
これは上の三つほど大事ではないらしい
それぞれの問題と集団に対して妥当な集計アルゴリズムを考えるのは難しいとは思う