エイリアスの使用
アニメーション効果が4つ重なって、個別設定項目もあるオブジェクト
座標や拡大率にイージングスクリプトを使用したオブジェクト
動きを付けた図形オブジェクト
または、いちいちオブジェクトの設定をRPPtoEXOの画面で入力するのが億劫だと感じるとき……
エイリアスを使いましょう
エイリアスファイルの情報を取得し、左右反転などの設定を適用することができる
注意点として、このソフトのオブジェクトを操作する設定項目の大半は無視される
「上のオブジェクトでクリッピング」、追加フィルタ効果は反映される
エイリアス指定のやり方
【AviUtl上の事前作業】
1. 拡張編集のタイムライン上で、出力したいオブジェクトを右クリック
2. 右クリックメニューの一番下、「エイリアスの作成」をクリック
3. エイリアスの保存場所をわかりやすい場所に設定しEXAファイルを保存
オブジェクトエクスプローラ非導入下では、aviutl.exeがあるフォルダ内に保存されるため確認する
【RPPtoEXO上の作業】
4. RPPパス、対象トラックなどをお好みに設定
5. 「エイリアス」の対象パスに保存したEXAファイルを指定
6. 実行し生成されたEXOファイルを読み込む
エイリアスの作成・指定が上手く行っていれば、以下のように設定が反映されているはず
https://scrapbox.io/files/64369abbf2b165001ca9f992.png
複雑な移動方法やアニメーション効果の設定も、これで簡単に適用が可能
※注意点
中間点を含む移動方法などは対応していないので、オブジェクトの始点から最初の中間点までの移動が反映される
「上のオブジェクトでクリッピング」や「カメラ制御の対象」も反映されない
ソフトの設定項目からそれぞれ適用できるので、そちらを使うこと
効果ファイルとしての使用
効果ファイルを別途作成することで、該当オブジェクトのフィルタ効果群をまとめて適用できる
フィルタ効果群を使い回して複数の設定を適用する際に有用
1. 上記手順の 3. までを参考に、EXAファイルを作成
2. EXAファイルをテキストエディタで開き、[vo]から[vo.1]の前の行までを消去
先頭に[vo.1]が来るようになればOK
3. 下の方に2個目の[vo]が存在する場合は、その[vo]以降の行を全て消去
4. 編集したEXAファイルを上書き保存する
このとき、文字コードがShift-JIS (ANSI)になっていることを確認
5. RPPtoEXOでEXAファイルを読み込むと、フィルタ効果群を適用することができる
!注意!: 以前までのRPPtoEXOの効果ファイルを使用すると、文字コードがUTF-8になっているためエラーになる
「名前を付けて保存」などで文字コードを変更したファイルをもう1個作り、対処すること