AviUtl→AviUtl2 EXOファイルの互換性について
自分用に殴り書きしたので見にくいかも わからなかったら都度調べるか聞いてください
基本的にEXOをAviUtl2に読み込んでも反応はしてくれる。
aup2で表示している内容をそのまま内部的にも解釈しているので、aup2の書き方をexoに入れ込んでも反応する
aup2→exoの書き換えは、effect.nameを_nameに変えるだけ EXOヘッダーだけはちゃんとする必要がある
根本的な変更
フィルタ上限突破
初代では10個制限だったものが上限突破 軽く調べても100個以上は取り扱える
初代であり得ない、フィルタ10個以上付いたEXOも問題なく読み込める
レイヤー数上限突破
初代であり得ない、layer=100以上のオブジェクトが存在するEXOも問題なく読み込める
exa・excファイルの扱い方が一新
オブジェクトファイルを扱う場合、.exa→.objectで管理に
フィルタ効果を扱う場合、.exa→.effectで管理に
デフォルト設定を変更する場合、.exc→data\Defaultフォルダ内の.effectで管理に
文字コード変更
Shift-JIS → UTF-8に変更 Unicode対応の一環かな…
EXOファイルは相変わらずShift-JIS形式でないと読み込んでくれない
動画ファイルオブジェクトの扱い方
再生位置 フレーム管理から秒数管理に 有効数字は小数点第3桁まで
color_yc(初代互換)、基準色(AviUtl2標準)のような、同じ項目を表すプロパティが複数存在する場合
AviUtl2標準のものが優先される
フィルタ効果廃止
ローテーション
モーションブラー
拡張色設定
アニメーション効果(.anmをそれぞれ独立したフィルタ効果として処理するように変更)
書き換えが必要なフィルタ効果
スクリプト制御
初代は_text=UTF-16でエンコードされたバイナリテキストで管理されていたが、それだと読み込めない
スクリプト=記述テキストそのまま の形式に直すことで読み込める
色指定について
0xrrggbb → rrggbb に変更 (規格が変更されただけで、別にrrggbb形式のexoでも初代AviUtlで読み込める)
YCbCr → rrggbb に変更
初代AviUtlのYCbCr指定されたEXOも読み込めるが(変換過程で誤差が出ているかも?要調査)
移動操作について
パラメータ=始点,終点,移動方法No,設定値 でしか読み取れない
移動方法No=移動方式番号 + 減速にチェック有なら32 + 加速にチェック有なら64
table:初代→2への対応表
初代の名称 2の名称 加速 減速 中間点無視
加減速移動 補間移動 ○ ○ ×
曲線移動 補間移動 × × ×
中間点無視 直線移動 × × ○
移動量指定 移動無し(※) × × ×
ランダム ランダム移動 × × ×
移動量指定パラメータは現時点で未実装だが、移動量指定スクリプトを入れることでEXOから変換・動作できる
スクリプト使用のパラメータ(イージング@通常など)は、同名スクリプトが導入されていれば動作する
直線移動(時間制御)や再生範囲などは、15@直線移動(時間制御)のように外部スクリプト扱いとすれば動作する
時間制御編集のバンドル状態はEXOから読み込めない
参考:AviUtl2の仕様
パラメータ=始点,終点,移動方法No,設定値 | 設定パラメータ
設定値= 加速なら1 + 減速なら2 + 中間点無視なら4 時間制御方法の場合は無視される
制御点が2点の場合の設定パラメータとして読み込む場合
開始点X(左下→), 開始点Y(左下↑), 終了点X(右上←), 終了点Y(右上↓)
1点目X(左下→), 1点目Y(左下↑), 1点目バンドルX(白点→), 1点目バンドルY(白点↑), 2点目X, 2点目Y ...
ここでいうバンドルは、白点から見た緑点の位置のことを指す(左上の終点の場合、緑が見えないことに注意)
AviUtl2独自機能の読み込みについて
clipping=1としても、クリッピングオブジェクトとして適用できない
以前は同じ設定項目で「上のオブジェクトでクリッピング」に割り当てられたので、当たり前かも…
他にも何かあるかも 判明したら更新します