理想に入れるものの具体例
具体例を挙げるときりがない(人の数だけ理想があります)ので割愛します――というと終わってしまうので、理想を洗い出すための観点をいくつか紹介します。
到達か維持か:
到達系(手に入れる・達成することがゴール)
維持系(ある状態の持続を目指す)
利己的か利他的か:
利己的(自分だけが満たされる理想)
利他的(主に他者が満たされる理想)
結果か過程か:
結果系(結果さえ手に入れば過程は問わないもの)
例: 5 億円欲しい
過程系(過程もなければ意味がないもの)
例: 趣味のゲーム XXXX の全国大会で優勝したい
欲求の階層(マズローの自己実現理論):
自己実現欲求
例: ~~になりたい、~~を達成したい、~~を発見したい
承認欲求
例: モテたい、認められたい、一番になりたい
社会的欲求
例: 家族が欲しい、仲間が欲しい、居場所が欲しい
安全欲求
例: 五体満足でありたい、不自由ない経済力が欲しい、戦争のない平和な世界で過ごしたい
生理的欲求
例: 食べたい、寝たい、排泄したい、性的に満たしたい
欲求の階層(ケンリックのピラミッド):
子育て
配偶者の維持
配偶者の獲得
地位・承認
提携
自己防衛
生理的欲求
理想のもととなるもの:
制約
欲求
☕ 欲求については、マズローとケンリックの二例を取り上げてみました。マズローの理論は有名ですが、生物学的観点が軽視されており、現代では学術的には相手にされていないそうです。一方、ケンリックの理論は進化心理学に基づいているのだとか。筆者は素人ですし、ろくに読んでもいないので成否については何とも言えません。ただ、理想を洗い出す際の観点としては使えると思い、今回取り上げてみました。 → (参考) ケンリックの欲求ピラミッド、全然詳しくないけどパッと見だけでとりあえず思ったこと(日記) - Togetter:[ https://togetter.com/li/1403616