step.3-理想を洗い出してみる
続いて理想を洗い出してみましょう。
といっても、いきなり言語化するのは難しいので、まずはブレストを行い、その後で整えていこうと思います。
(!) まずはブレストしてみます。以下の手順を行います。
1: 適当な記入場所を用意します
アナログの場合、一枚または一ページを確保し、タイトルは「理想のブレスト」にします
デジタルの場合、core.txt に「■理想のブレスト」という行を書きます
2: キッチンタイマーを準備し、10 分にセットします
3: タイマーを開始し、つくったエリアに理想を書き込んでいきます
以下トリガーリストも使ってみてください
4: タイマーが鳴ったら終了です
triggerlist_ideal.txt
code:txt
■理想を洗い出すためのトリガーリスト
- あなたが将来的に手に入れたいものは何ですか?
- あなたが今持っているもので、今後も維持したいものは何ですか?
- 食欲、睡眠欲、排泄欲はどのように満たしたいですか?
- 性欲はどのように満たしたいですか?
- どんな家族、恋人、仲間、友達、居場所が欲しいですか?
- お金はどれだけほしいですか?
- どんな名声が欲しいですか?
- 自分が幸せになれたらそれで良いですか?
それとも自分を置いてでもやるべき何かがありますか?
いかがでしたか。あなたには理想があるでしょうか。たくさん出た方もいらっしゃれば、全然思いつかなかった方もいらっしゃると思います。無理してひねり出す必要はありませんが、次の目標をつくる際に理想が必要なので、まだ一つも出てない方は、何かしらひねり出してほしいと思います。
ブレストを終えたので、次に進みます。
(!) ブレストした結果をまとめます。以下の手順を行います。
1: 軸系の箱に、理想を記入するエリアを設けます
アナログの場合、適当なページを確保して、「理想」というタイトルをつけます
デジタルの場合、core.txt に「■理想」という行を書きます
2: ブレストした結果を見て、理想が何個あるかを数えます
3: 理想の記入エリアに、数えた番号を並べます
4: 並べた番号の横に、理想を書きます
表現は「~~の状態になっている」または「~~を手に入れている」で統一します
以下にデジタルで行った場合の例を示します。
core.txt
code:txt
■理想
1: ……
2: ……
3: ……
……
■理想のブレスト
……
■制約
……
(!) 「■理想のブレスト」エリアは、もう要らないので消して構いません。
■コツ1:理想とはあなたが本心から望むことです。「みんなやっているから」とか「とりあえず大金持ちは鉄板だよね」とかいったことは関係なく、あくまであなたが望むことを書きます。
■コツ2:理想が思いつかない場合、今の生活に割と満足しているかもしれません。だとするなら「今の生活を維持したい」という観点を使うと、洗い出しやすくなるでしょう。理想とは高みを目指すだけでなく、現状を維持することも含むのです。
■コツ3:書きづらい理想であっても、まずは書いてみましょう。書いてみるからこそわかることもありますし、書かなければ(次の Step でやりますが)目標に落とすこともできません。「やっぱり無理だよね」と判断するのは、その後でも遅くないのです。
■コツ4:理想はえてして恥ずかしい(人に見せられない)ものになりがちです。間違っても誰かに見られないようにしましょう一人きりで、誰にも邪魔されない状態で洗い出したいところです。