q-資料はどのように管理すればいいか
Ans: 各自工夫してください。
GTD は資料の管理方法には言及しません。資料という概念をどう実現するかはあなた次第です。実際、人によって様々な管理方法があります。いわゆる整理術の領分ですね。
詳しくは他の書籍に譲るとして、ここでは基本的な原則を挙げていきます。
まずは三つの原則です。
一箇所にまとめる(どこを見ればいいかが明示的になる)
特定の基準で整列する(特に時系列が扱いやすく思い出しやすい)
定期的に整理整頓する(掃除と一緒でこまめにやらないと汚くなって破綻する)
一箇所、整列、定期的な整理整頓――この三点は押さえたいです。整理術の本や理論は、大体この三点を詳しく述べているだけだと思います。
この三点を押さえたら、あとはツールの話です。アナログにせよ、デジタルにせよ、この手のツールは腐るほどありますので、琴線に触れたものを色々試してみると良いでしょう。以下、参考までに、心がけると何かと捗る原則を挙げておきます。
アナログの場合
索引(インデックス)をつけるなど、探しやすくなるような分類をする
しかしアナログは検索しづらいので、できるだけ使わない
アナログをデジタルに変換するという手もある
例1: 名刺をスキャンしてデジタルデータにする
例2: 電子書籍デビューする
デジタルの場合
検索でひっかかるようにする(検索機能を持つツールを使う)
ファイル名検索
全文検索
タグ検索
アダプター(自分なりの要約やリンク集) をつくって、読む・探す際の負担を減らす