OJT半年やってみた振り返り
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はじめに
OJTをだいたい半年間やってみて割とうまくいってると思うのでプラクティスを共有するよ
背景
客先派遣SE
ユーザの社内で使う業務システムの維持管理
新人/suima-icon/shinjin.iconは新卒→集合研修後すぐに放り込まれた
ほぼ初対面からスタート
これまでやってきた育成
PJへの新規参画メンバに対するOffJT
内容
業務知識、今のシステムについて
PJのビジョン・方向性・現状
開発の指導(ツールとかちょっとしたハンズオン)
1から企画して累計100人以上
初めてのOJT
自社の後輩/suima-icon/kouhai.iconも同じPJにいるけどsuima.iconと同じタイミングで入った
「いっしょに覚えていく」的なことはやった
「後から入ってきた後輩に付き添って教えていく」のは初
もくじ
計画編
導入編
実践編
計画編
計画編
導入編
実践編
「新人増えそう」がわかってから実際に来るまでにやったこと
資料を作る
だいたいはOffJT用資料の流用でなんとかなった
ツールを作る
質問表、日誌的なフォーマット
タスク管理表
タイピングゲーム
環境が*** なのでVBAで作った
出てくる問題は業務用語(タイピング速度と成長した感が得られる優れもの)
方針を書き出す
こういう風に進める・関わっていくよ!という宣言
何を教えればいいか ※客先リーダとも相談
導入編
計画編
導入編
実践編
キックオフで説明したこと
方針(具体的な中身は最後に時間があれば)
作ったツール類について
質問表は1日1回は確認するからここに書いて
日誌は自由に使ってOK suima.iconは思いついたときしかチェックしない
タスク管理表
/suima-icon/shinjin.iconだけじゃなく/suima-icon/suima.iconと/suima-icon/kouhai.iconのタスクも書く
キックオフには後輩も同席
新人との1:1じゃなく、自社としてフォローする体制
実践編
計画編
導入編
実践編
定期的なイベント
朝のうちに15分ミーティング /suima-icon/shinjin.icon /suima-icon/kouhai.icon suima.icon
最初の1~2ヶ月だけやった
全員の昨日やったこと、今日やることの確認(デイリースクラム的な)
/suima-icon/shinjin.icon と suima.icon、/suima-icon/kouhai.iconが話すことを習慣づけるのも目的のひとつ
月1振り返り/suima-icon/shinjin.icon /suima-icon/kouhai.icon suima.icon
OJTの振り返り
/suima-icon/shinjin.iconが覚えたこと、できるようになったことの確認
OJTの取り組みについて
毎朝の15分ミーティングはそろそろなくても大丈夫そう など
まとめ
準備でコミュニケーションの設計をしたら割とうまくいった
教えられる側が成長を実感できる仕組みがあるとモチベあがる
教える側は1人にならず、協力できる体制を設計する
補足資料:キックオフで説明・宣言したこと
情報はクローズにしない
suima.icon と /suima-icon/kouhai.icon が持ってるタスクも共有
suima.iconが休んでもなとかなるように
教える/伝えることは資料を作る
理解は必要だけど暗記は不要
見返したときに思い出せるように書く
わからないのは悪くない、わからないまま進むのが悪い
わからなかったら伝えて
心は読めません
「しんどい」からは逃げる
「我慢」は何も解決しない
OJTをやるのは双方にメリットがあるから
お互いを尊重しよう
suima.icon の優先度は 障害 > OJT > 他タスク
リーダには宣言済み
自分の機嫌は自分でとりましょう
補足資料2:キックオフで確認したこと
タスクのこなし方の好み
宿題はギリギリにやるタイプか?
目標の立て方の好み
高い目標を立てたい/確実に達成できそうな目標を立てたい
どんなイメージを持ってるか
プログラム・システムについて
働くことについて
SEについて
指導のされ方の好み
振り返り用メモ:OJTがうまくいったときのプラクティス
Point 1 準備(設計)が8割
資料、ツールを準備する
特にコミュニケーションツールは重要
コミュニケーションを設計しよう
質問表
いないときでも質問できる(非同期コミュニケーション)
教える側は「1日はチェックする」などルールを決めておき、宣言する
宣言すると後輩も安心できる
チャットがあれば質問チャンネルとか作って、みんなから答えてもらうようにすると交流もできて◎
日誌
教える側がチェックするかは自由
後輩が振り返るのに使う
フォーマットは堅くなりすぎないようにする
感想レベルのことも書けるようなラフさを取り入れる
チャットがあれば分報でもいいかも
ゲーム性を取り入れる
楽しんだらダメなんてルールはない
必ずしも競い合う必要はない
スコアとかで可視化して後輩が自身の成長を実感できるようにするといい
用語集から作ったビンゴ
タイピングゲーム
問題は用語集から出る
タイピングスピードも上がる
周りを巻き込む
OJTは1:1でやる必要はない
周りを巻き込む
こういう進め方・方針でやると宣言して協力を仰ぐ
「自分が休んだらやることがない」なんてことにならないように
Point 2 やり方を固定しない
OJTに誰にでもうまくいくようなやり方はない
トレーニングする側/される側の相性や環境によっても違う
ひとつのやり方にこだわる必要もない
やってみてハマりそうになければやり方を変えればいい
どうしたいかは相談しながら進めること 独りよがりだとうまくいかないことが多い