ルーティングプロトコルの話
https://gyazo.com/db8d1bf06daf288b3a094fea39617d84
◆今日は情報処理技術者試験でしたね
◆アンケート
/poll "情報処理技術者試験の手ごたえは…"
"いい感じ" 0
"たぶんおそらくワンチャン" 5
"ナンノコトダカ" 4
"0次試験(起床試験)にて脱落" 0 ←すばらしい!!
"今回は受けなかった" 15
https://gyazo.com/dadea1769d8c056c1a743592b7ca8b72
◆アンケート
/poll "ルーティングプロトコルを…"
"意識して使っている" 8
"概要は知っているが意識はしていない" 15
"名前だけ or 知らない" 11
◆注意事項
いただいたコメントは、要約版を匿名でブログに記載させていただきますのでご了承ください。
公にしない方がよさそうなコメントはこちらで処理します。
ブログは、セッション開催翌日以降に書くので、まずそうなのは後でコメントを削除いただいてもかまいません。
◆ 目次
ルーティングとは
ルーティングテーブルとは
ルーティングプロトコルとは
種類
RIP(Route Information Protocol)の動作
◆OSI参照モデル
8 お金・ユーザ・政治層
7 アプリケーション層
6 プレゼンテーション層
5 セッション層
4 トランスポート層
3 ネットワーク層 ←ここの話
2 データリング層
1 物理層
0 電源・ファシリテーション層
◆ ルーティング 1/2
直接届く範囲にいれば宛先アドレスが分かれば送れる
1ホップで届く隣接ノード
直接送れない宛先に届けたいときにどこに送ればいいかを管理する
ネットワークは分かれているので直接送れない
パケットが宛先に届くまでの経路(Route)を管理する
パケットはバケツリレーで送られる
◆ ルーティング 2/2
スタティックルーティング
経路が固定
コマンドで直接経路を作成したり
ダイナミックルーティング
変化するネットワークトポロジに合わせて経路が変化する
ルーティングプロトコルの出番
どっちかしかダメということはない
基本ダイナミックだけど一部スタティックみたいにできる
◆ ルーティングテーブル(ルートテーブル)
経路の一覧表
Windowsだとコマンドで「route print」
◆ ルーティングテーブル(ルートテーブル)
結果サンプル↓
https://gyazo.com/ae3ef2cf0bb10d7bb322702f65ee8641
◆ ルーティングテーブル(ルートテーブル)
ノードごとに持つ
パソコンもスマホもルータもスイッチも
要素
ネットワーク宛先:最終的に送りたい宛先
宛先:Destination
ネットマスク:宛先がいるネットワークのやつ?
ゲートウェイ:直接送れないときに送る先
次ホップ(Next Hop)
インターフェイス:自分のどのIFから送るか
ルータのLAN側とWAN側のどっちから送るかみたいな
メトリック:宛先に到達するまでのコスト
何をメトリックにするかはプロトコルによって異なる
◆ クイズ
「ルーティングテーブルがないとルーティングできない」
〇か×か
◆ クイズ 答え
×
◆ じゃあルーティングテーブルがないときどうするか?
パケットに経路を持つ!
◆ ルーティングプロトコル
ダイナミックルーティングを行うためのプロトコル
制御メッセージ(Controll Message)をやり取りして経路情報を育てる
種類 次ページから解説
プロアクティブ/リアクティブ
ホップバイホップ/ソースルーティング
ディスタンスベクタ/リンクステート
◆ プロアクティブ/リアクティブ
プロアクティブ
通信要求発生 前 から経路情報を育てる
だいたいがこっち
リアクティブ
通信要求発生 後 に経路情報を作る
適するケース
ネットワークトポロジが頻繁に変わる
通信頻度が少ない
◆ ホップバイホップ/ソースルーティング
ホップバイホップ(Hop By Hop)
各ノードは宛先と次にどこに送ればいいかを管理する
ノードがルーティングテーブルを持つ
だいたいがこっち
ソースルーティング
パケットが経路情報を持っている
ノードはルーティングテーブルを持たない
間のノードの経路設定がめんどくさいときとか
◆ ディスタンスベクタ/リンクステート
ディスタンスベクタ
ホップ数が最小になる経路を選ぶ
RIPとか
リンクステート
リンク品質(帯域etc)をメトリックとして経路選択指標とする
OSPFとか
ハイブリッド
ホップ数とメトリックをコストとして経路選択指標とする
◆ RIP(Route Information Protocol)
プロアクティブ型で
ホップバイホップ型で
ディスタンスベクタ型なルーティングプロトコル
有線LANではスタンダード
◆ RIPでのルートテーブルのでき方