スマートシティとキノコとブッダ
センター長の本江正茂は、都市・建築学専攻の教員でもあり、そちらでは都市と建築のデザインについて教育・研究と実践を行なっています。特にオフィスや学習環境など、人々が潜在的な力を存分に発揮しあえる環境を作り出すにはどうすればよいかを考えています。
その文脈の延長から、ロボットや人間以外の生物の「知能」を考慮に入れた環境デザインの可能性についての共同研究を、慶應の中西泰人さんや石川初さんらとはじめました。これは、大きくはCRESTの「限定合理性を超越する共生インタラクション基盤」の一部にあたるもので、サブプロジェクトとして「スマートシティとキノコとブッダ」と名乗っています。唐突に聞こえるかもしれませんが、キノコとブッダは、我々とは異なる知性のあり方の両極としてセットしてみたものです。
手始めとして、関心を共有できそうな方々をお招きして、問題の輪郭を探り当てるための対話を重ねています。
その結果は下記のnoteに順次公開されていきますので、ぜひごらんください。
スマートシティとキノコとブッダ
また、この研究の背景とコンセプトについて、サービス学会の機関誌「サービソロジー」に寄稿しました。この記事はウェブで公開されています。
本江, 2021.3.2