災害文化スタジオ2024
概要
仙台市は、東日本大震災のメモリアル事業として、あらたに中心部メモリアル拠点を設置しようとしています。その基本理念 には「災害とともに生きる文化の創造」が掲げられています。これを具体化すべく、仙台市中心部の文教地区である青葉山交流広場に、音楽ホールと中心部震災メモリアル拠点を合築 して整備することとしています。(なお、本江FDCセンター長motoe.icon はこの一連の事業にアドバイザーとして継続的に参画してきました。)
フィールドデザインセンターが開催する「災害文化スタジオ2024」 は、この事業が示す「災害文化を創造する」というコンセプトを理解したうえで、
1. どのような行為が、災害文化の現れだといえるか
2. その行為が、それを必要とする人々の日常生活に定着していくためには、どうしたらよいか
「PBLデザインスタジオ」 とは、様々な分野から集まったメンバーのコラボレーションを通じて、社会課題の解決を目指す、プロジェクト駆動型のデザイン・ワークショップです。 主催
東北大学大学院工学研究科フィールドデザインセンター
参加者
東北大学および宮城大学の学生、大学院生
その他関心のある方
参加費用
受講料無料。ただし交通費など実費負担の場合あり。
会場
東北大学 フィールドデザインセンター
問い合わせ先
フィールドデザインセンター info@eng.tohoku.ac.jp
日程
2024年
7月: 企画準備
8月: 参加者募集
学内で告知
オンライン説明会
9月はじめ: キックオフミーティング
参加者集合、アイスブレイク
災害文化関係者レクチャ
9月はじめ: サイトツアー
仙台市震災遺構 荒浜小学校、3.11メモリアル交流館、見学
9月上旬: デザインミーティング(1)
グループワーク
9月8日: 見学
9月中旬: デザインミーティング(2)
9月下旬: デザインミーティング(3)
エスキス
9月下旬: プレゼンテーション
提案の内容に応じたプロトタイプを製作(模型、映像、企画書など形式は自由)
ゲストクリティークを迎えて最終講評会
10月
スタジオのプロセスをとりまとめたデザインブックを作成