クエスチョン バースト
このワークショップは、「答えではなく問いを出し合うブレインストーミング」。
ステップ1 準備
関心のある課題を選ぶ
その課題を新しい角度から考えるのを手伝ってくれる人を何人か集める。またはメンバーを集める。
課題についての説明は2分で済ませる。くどくど説明する必要はない。
大事な二つのルールの確認
求められるのは問いの提示だけ。解決策は提示してはいけない。する必要がないのではなく、してはいけない。
前置きはいっさい省く。説明や詳述は問題の方向を限定してしまう。
ステップ2 問いを生み出す
4分間で問いを出し合うブレインストーミング。一般的なブレイン・ストーミングのルールで行う。
目標は15~20個以上の問いを出したい。
つい、解決策を提示しようとしてしまうが、これは厳しく諌めること。
ステップ3 問いを分析する
協力者の役割はここまで。
問いのリストを読み返し、新しい道を示している問いがないか調べる。
問いを選んだら、トヨタ式の「5回のなぜ」で掘り下げる。
その問いがなぜ重要なのか、なぜその理由が重要なのか、これを5回繰り返して掘り下げる。
その問いの解決策を考える。
Question Burst とは?
「Question Burst」は、問題解決やイノベーションを促進するために、質問を大量に生み出すプロセスです。以下のステップで進めます。
1. 準備 (Setup)
「Q&A Challenge」 のテーマを決める(解決したい問題や探求したい機会)
感情の状態を確認 する(今そのテーマについてどう感じているか)
他の人を巻き込む(異なるバックグラウンドの人と一緒にやるとより効果的)
2. 質問のブレインストーミング
2分間でテーマを共有
4分間で質問をできるだけ多く出す
ルール:
質問には答えない
なぜその質問をするのか説明しない
聞いたままの形で書き留める
目標は 1分あたり5つ以上の質問を出すこと
3. 質問の記録と整理
全ての質問を verbatim(そのままの形)で書き留める
4. インサイトを得る
「感情の状態」 を再確認し、質問を出した後の気持ちを言語化する
新しい視点や解決策 を考える
1~3個の行動につながる質問を選ぶ
5. 重要な1つの質問を選び、深掘り
最も重要な質問を1つ選び、それに対して5回の「Why?」を繰り返し、根本的な課題を明らかにする
6. 次の行動を決める
その質問を基に、実際にデータを集める計画を立てる
「自分が間違っているかもしれない」「不快になるかもしれない」状況をあえて作り出し、深く考える