CKAN の懸念点
API が分かりづらい
RESTful のように見えるがRESTful ではない
フロントエンドとAPIの依存度が高いので、APIのみ分離して使うことができない
構築が面倒
Dockerを使う場合、標準の設定のままやると簡単だが、冗長化構成を取ろうとしたり、k8s等でコンテナオーケストレーションをしようとすると途端に面倒になる。
メモリ管理の部分とRDB管理の部分がごっちゃになっており、各データの帰属先が開発者にとって分かりづらい
日本語ドキュメントがあまり整備されていない
サイトの見た目を変えるための拡張モジュールを自作するのが面倒
コンポーネント化したくない?
API とフロントをセットで構築することもできるし、API だけ構築してフロントは自分で構築できる、みたいな感じにすると良さそう。
OSS なオープンデータカタログサイトといえばCKAN くらいしかない
デファクタスタンダードになり得るほどCKAN が優れたプロダクトかと聞かれると微妙なので、オープンデータを公開しようとする人たちの選択肢をもっと増やす必要があるのでは
改善策
フロントとAPI の依存度が高くない構成にする
RESTful なAPI で分かりやすいエンドポイント設計を
ファイル(リソース)の保存先を、ファイルシステム・MongoDB・S3 のどれを使うか、環境変数等の設定1つで切り替えできるように
冗長化構成をとった時のためにできるだけメモリで静的なデータを管理しない