自分はどういう人間になりたいのか?
ベースとなる思想
海納百川,有容乃大
清の政治家、林則徐の座右の銘
「海は流れてくる川の水を選り好みせず、全ての川の水を受け入れている。だから海はあのように広大になったのだ。」的な意味。
要は、いろいろ好き嫌いで判断したりせずに全てを受け入れることで、海のように寛大な人間になろうね的な意味で捉えてる。そこまで深く意味を考えてない。
1年間くらい自分のTwitterのbioにも書いていた言葉。今は書いてない。(書かなくなった事に特に理由はない)
↑の言葉から発展させた、なりたい自分に関しての思想
海は、寛大であるだけの存在なのか?
海は、川によって運ばれた水に対しただ受け入れるだけでなくて、生物に命を与え、雨を降らして土地を潤す。
「ただ水を運ばれた」という事実以上に(地球規模での)社会に対し貢献をしている。
「海納百川,有容乃大」で言う「川」を、財産や交友関係、恩義などの社会的リソースとして捉える。
この社会的リソースは所与である。
与えらえた社会的リソースについて、その価値を仮に量的に測れるものとする。
与えられた社会的リソースに対し、その量と全く同じ量を、与えてくれた元の人物・組織にだけ返すだけの人間にはなりたくない。
社会的リソースを充分に活用し、それを与えてくれた人物・組織だけでなく、間接的に関係している社会全体に利益を及ぼす、またそれができる実力・手段を持っている人物になりたい。
そうなるために、どうするべきなのか?
第一に、広く浅く知識を習得することで、特定の分野の課題に遭遇した際に、解き方がすぐに分からなくても解き方を得るためのアクセスルートがすぐに分かるようにする。
道徳, 倫理学, 経済学, 社会学, 政治学, 数学, 理科, 情報工学など
第二に、好き嫌いですぐに人間関係を切るのではなく、できるだけ多くの人間と関わることで広い人的ネットワークを構築する。
課題に遭遇した際に、それを解決するための社会的リソースを持ち合わせてない場合、そのリソースを獲得し得るのは知識と人的ネットワークである。
そういった社会的リソースを非常に多く持ち合わせている組織に所属することも、第二の目標を達成するための手段である。
だから自分はYahoo! JAPANに入社したい。(様々な分野のサービスで一定規模のシェアを誇り、社会との関係性が他のIT企業より強いから)
第三に、第一と第二を達成するために普段から「受け入れる」姿勢を身に着けるべきである。
これは元の「海納百川,有容乃大」に帰着する。
「受け入れる」とは、知識・人間関係といった普遍的なものである。
もちろん、自分は人間なので「嫌い」だとか「嫌」だとかの感情は多々ある。しかしそれは”なりたい自分”から遠ざけるための理由にはならない。