テキストの生成
正規表現から生成された状態遷移機械のノードを順番にたどることにより、もとの正規表現が表現するあらゆるテキストを生成することができる。 例えば時刻指定の状態遷移機械.iconの場合、開始ノード(S ) からスタートし、エッジをたどって状態遷移機械をたどって木構造を生成.iconような木を幅優先的に作成しながらテキストを生成する。 状態遷移機械をたどって木構造を生成.icon
最初の世代では「時」という文字列が生成されて次の世代の計算に移る。エッジをひとつたどった次の世代では「間」「刻」のような文字列が追加され、「時間」「時刻」のような文字列が生成される。これを繰り返すことにより、もとの正規表現に対応するあらゆる文字列を生成することができる。
(0|1)+のように+や*などを含む正規表現の場合はループを含む状態遷移機械が生成され、エッジをたどりながら木を生成すると無限に深い木が生成されてしまうので、ループの展開回数には制限を設けている。