Sharding
概要
Ethereum全体で管理されていた取引の状態と履歴を「Shard」と呼ばれるパーティションに分割する 全体の取引を確認・記録していた状態に比べ、分割された各シャードが自らの関わる取引部分のみを確認・記録すれば良くなるため、取引可能数と承認速度を上げることができる。
各シャードは独自に取引履歴を保有し、あるシャード内の取引の影響範囲はそのシャード内のみに限定されるため、相互に影響し合うことはない。
ただし、現在の開発計画には、他のシャードへの通信機能も組み込む予定があり、これにより全体の整合性を保つことも可能になる。
このとき、全てのシャードの集合体として「メインチェーン」は存在する
このメインチェーンの役割はすべてのシャードの照合ヘッダーの格納のみであり、取引に関与することはない。