Havven
https://gyazo.com/564c15547313ae79a74d02d21537ad69
概要
MakerDAOと同様Crypto-collateralizedなStablecoin 大きく下記2種のトークンから構成されるプロトコル
・Nomin ・・・stablecoinのトークン(1USD = 1Nominでペグ)
・Havven・・・担保(collateral)のトークン
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トークン発行メカニズム
・Havven発行(トークンセール)
https://gyazo.com/5a671bc4a26bf5a5a72686583ec14c7f
・Nominの発行
Havvenを供託することでNominを発行する
Nominの発行は発行済みのHavvenの価値総量の20%までしかできない
https://gyazo.com/c029c8650fa3b3ccd6f14a397989b662
・Nominの送信
Nominの送信には手数料が必要であり、Havvenホルダーは手数料を受け取ることができる
これがHavvenを持つインセンティブ
https://gyazo.com/28fc29378127d80847cd9fa70e6df72a
手数量の分配は一定ではなく、Nominの供給状態等によって変動する。
→Nominの供給を理想的状態にしたHavvenホルダーに対して、手数料が最大化されて供給されるロジック(下記記述)を組んでいる
・Havvenの引き出し
ETHでHavvenの権利を買い戻して、引き出すことができる
https://gyazo.com/881ae57f77a2c9f9a2203cec12433a23
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供給量調整メカニズム
トークンの価格と供給量の関係C(the collateralisation ratio)を下記と定義。
https://gyazo.com/30d4799031556b457469d0609e24e29e
Pn:Nominの価格
N:Nominの供給量
Ph:Havven の価格
H:Havvenの供給量(トークンセール時に決定する定数)
Pn = $1(つまりstableな状態)のNの値をN*(理想的状態)とする
Pn = $1なので上記のthe collateralisation ratioの式は下記グラフにある式に変形可能
Hは定数であり、Phは計測可能、かつC*は計算可能(この記事で現状未記載)であるので、
N*(理想的なNominの供給量)が算出可能。
https://gyazo.com/789ff948e9f29090cb7ae385ad704470
Havvenホルダー(アカウントi)ごとに下記関係Ciを定義
https://gyazo.com/676696d4dcd0f6148a13713f63204204
Ni:アカウントiが発行したNomin
Hi:アカウントiが保持するHavven
各ホルダーごとのCiがC*に等しくなると、全体としてもC*に近くので、
そのようなCiに近づけているホルダーに手数料が最大近く支払われるようになっている
(それによってNominの供給量をコントロールしている)
下記は手数料のグラフ Φbaseが最大手数料で、それが状況に応じて上下する
https://gyazo.com/7908d19bfe5d66d0f51e9638e0d25813
理解が不十分な点があれば、指摘いただければと思います!
(この記事を調べた時と若干内容が変わってそうなので、是非、、)