膠着語
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デジタル大辞泉(小学館)
文法的関係を表す語(助詞・助動詞など)を語の後ろに一定の形で付け加えることによって、文中での語の働きを示す語の類型。日本語や朝鮮語などがこの型に属する。
明鏡国語辞典(大修館書店)
文法的な意味を持つ要素(助詞・助動詞など)が語幹に一定の順序で付いて、文の構造を示す言語。日本語・朝鮮語・トルコ語など。
大辞林 第三版(三省堂)
語の語幹に、文法的な意味を示す助詞・助動詞などが、形を変えずに一定の順序で付いて語の関係を表す言語。日本語・朝鮮語・トルコ語など。
広辞苑 第七版(岩波書店)
語の語幹に助詞・助動詞などの文法要素が一定の順序と形で接続して、語と語との関係を示す言語。日本語・朝鮮語・トルコ語などが代表。
出典:書籍版(オンライン未公開)
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🔍 精査メモ:辞書間の違いと語義の補足
「膠着語(こうちゃくご)」は、語幹に文法的な要素(助詞・助動詞など)を一定の順序・形で接続して、語の文中での機能を表す言語タイプとされる。
全辞書でほぼ共通の定義を示しており、日本語・朝鮮語・トルコ語が代表例として挙げられる。
デジタル大辞泉は「語の働きを示す語の類型」とし、やや構造分類寄り。
明鏡・大辞林・広辞苑は、文の構造・語関係を示す点に焦点を当て、語幹+文法要素の構造性を明示。
対義的な言語類型に「屈折語」や「孤立語」がある。
✅ 結論:「膠着語」とは、語幹に助詞・助動詞などの文法要素を一定の形で付け加えて語の役割を示す言語類型であり、日本語を含む複数の言語がこの型に分類される。定義に各辞書間の差はほとんどありません。
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