「すみごこち」プロジェクト
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グループ情報
墨田5丁目多聞寺まえの通りを南側に突き当たったところにある築90年弱の古民家。
宮大工さんがつくったずいぶんと趣がある建物。
昔は近隣の方が披露宴をしたりしたそうです。
建物の名前を「kisoba」と名付けました。由来は、玄関に「生蕎麦」という古い看板があり、その音をローマ字化して、多くの方のつながりや活動の「基礎」となる「場」所、"貴側(きそば)"と当て字して"あなたのそば"という期待を込めた名前にしました。
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【市場】
墨田五丁目は墨田区のなかでも後期高齢者の方が多く、単身生活の方も多いエリアです。
そんな状況にありながらも、周辺のコンビニやスーパーが撤退して、思うように買い物ができない状態です。
ならば「市場つくっちゃえ」と2020年1月11月から、毎週土曜の9〜12時に「kisoba」にて朝市を始めました。
この企画には「チームうめわか」のみなさんや近隣の薬局や商売だけでなく地域への思いが強い方達が集まりました。そして「すみごこち市場」という、野菜や鮮魚、パンやお惣菜、お茶やケーキ、国産乾物を買える市場になりました。これからも進化をしていきます。
【その他プロジェクト】
「kisoba」の二階は民泊となっており、外国からのゲストが来るので、ご高齢の方のたとえば着物着付け、味噌作りなど日本らしいスキルを発揮してもらい一緒に体験できると、みんなにとって普段の生活をちょっと刺激的にできるかなと考えています。それをAirbnb体験のプログラムのとして対価が発生して「ご高齢の方が外貨を稼ぐ」というモデルになると社会的にも面白いかなと思います。また男性は一般的にコミニケーションをとらない傾向がありますが、そういった方も将棋や囲碁をしたり、kisobaの建具づくりや塀など一緒にモノづくりをしてずっと家にいるよりは楽しめる場所になると良いなと考えています。
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【将来展望】
もう少し広い視点では、この墨田5丁目を世界に向けてアピールして、海外から墨田5丁目にきたらkisobaだけでなく、いくつかの場所でそういった体験ができるというブランドができたらいいなと妄想しています。これは自分たちが借りているこのkisobaが3年の定期借家で(延長の可能性もありますがどこかで)終わりが来るので、そのときに僕らの活動がゼロになるよりはこのエリアにある種の文化のようなものとして残ると良いなという思いもあります。
【プロジェクト名】
このプロジェクト全体を「すみごこち」プロジェクトと名付けました。"すみご(墨田5丁目)"に
こち[東風(春の風)"を吹かせて、文字どおりまちの"住み心地"をよくするプロジェクトです