人事施策は「なぜなぜ分析」よりも「どこどこ分析」に時間をかける
「原因」の前に「何を問題とするか」という問題定義が重要かつ大変
人によって見えているもの/見たいものが異なるから
氷山モデル
原因分析は他人ごと化のリスクがある
「あいつが…」「最近の若者は…」
問題定義を通して自分ごと化していくプロセスが必要
「数字」も、原因分析(因果推論)よりも、「問題の地図」を描くことに使う
「どこどこ分析」で「相手」を見定めたら、そこから先はその相手と膝詰めで話すフェーズなんじゃないだろうか
ここで相手との直接コミュニケーションを経ないで、落下傘的に「なぜなぜ分析」をしようとするから、分析そのものも行き詰まるし、仮に分析できてもその結果を自分ごと化してもらうというオーバーヘッドが発生する
このあたりのプロセスを描き出してるのが『経営の力と伴走支援 「対話と傾聴」が組織を変える|角野然生』だな #2025/11/26
キーワードは適応課題なんだけど、この適応課題という概念を記号接地しないまま受け取ってしまう(わかったつもり)になると、それは結局のところ技術的問題に成り下がっているという、「一度見えてしまうとそうとしか見えないが、まだ見えてない人にとっては見えてないということすらわからない」というジレンマがある
『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ|細谷功』
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#2024/07/18
https://gyazo.com/01a94247857d91ab621aa7564c84f8f7