一つの(長い)話を単位時間でコマ割りしたうえで、一つ一つのコマを磨き上げる
60分話すのではなく「5分ネタを12本話す」と考えて5分ネタを徹底的に磨きあげろというのが著者の方法論である。
長く話すのは難しく、短く話すのは簡単、というのはよくある誤解。
【引用】一〇分スピーチするなら、準備に一週間かける。一五分なら三日。三〇分なら二日。一時間のスピーチなら、今すぐ始められる
この誤解は直感的には、文章構成についての誤解と解釈できる。
上記2つの引用はまさにそれ。
もう一つうがった見方をすると、話者が無意識に抱いている権力性という解釈もあると思う。
⭐️長い話を表す慣用句になっている「校長先生の話」だが、「長く話すのは難しい」から「難しいことをやっているので偉い」という倒錯が起きてるのではないかなと感じるときがある。
さらには、「偉い人からありがたい話をたくさん聞けることになるので、長く話してもらう」という倒錯も。
これは、話者自身というよりは、話者を取り巻く人たちのなかにある倒錯かな。
【引用】研修は講師の語る「ためになるお話」を参加者は心して聞くもの
この倒錯が、聴衆のなかにあればまだまし。それは、聴衆と話者の共犯関係のもとでのことだから。
やっかいなのは、聴衆ではなく、話者を取り巻く人たちのなかにある場合。聴衆がおいてけぼり。
60分話すのではなく「5分ネタを12本話す」と考えて5分ネタを徹底的に磨きあげろは、研修のつくりかたにおける90/20/8の法則 #2025/11/24
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000212.000085868.html
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#2020/05/17
https://sipppo.tumblr.com/post/50647946321/60分話すのではなく5分ネタを12本話すと考えて5分ネタを徹底的に磨きあげろというのが著者の方法論
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