【引用】従来の研究結果やビジネス書で喧伝されていたことは、企業のトップによる理念の落とし込みが大事であると言われていました。
しかし、多様な主体がどの程度経営理念の浸透に影響を与えているかを分析したところ、全企業において上司による関与が働く個人の理念浸透の三次元の全てに正の関係を与えていたことがわかりました。 つまり、企業のトップや人事部門が理念浸透のプログラムを行うことの効果は限定的であり、いかにして上司がメンバーに対して理念を語り理念の実践を促すかが大事であるということです。人事部門は、全社員への理念浸透のプログラムにするのではなく、マネジャー層に対してメンバーへの理念対話を支援することが有効なのかもしれませんね。 経営者よりも距離が近く、既知の間柄である上司からの働きかけの方が効果的
経営者自身が語る理念は、企業全体に向けて語るのである程度抽象化しなければならない。それを自分の身の上に落とし込むときの翻訳者として上司は機能しているのだろう。 /icons/hr.icon
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