【引用】もう1つ共感したのは、フィル・ナイトには「終わり」を見る心理があるということです。
もう1つ共感したのは、フィル・ナイトには「終わり」を見る心理があるということです。 アスリートはみんな同じだと思いますが、やはり「あと何年サッカーできるのか」と終わりを意識するところがあるんです。
僕の場合、18歳の時と現在とでは、1日の重みが明らかに違います。
だから、短い期間で目標を立ててしっかりやろうと考える。
1日の有限性を考えるんです。
フィル・ナイトの働きぶりも、そこに通ずるものがあります。
アスリートをやっていたからこそかなと思いますし、「終わり」を知っている人間は強いんだとも感じます。
キャリア研修で、「今年でこの会社を辞めるとしたら」という仮定法はあるかもしれない。
「辞めない」を暗喩させることで、組織から個人に対して見えない強制力をはたらかせるキャリア研修ではなく、逆に、「辞める」ことを明確に意識させる。
辞める辞める詐欺じゃないけど、自分にとって真剣な選択肢になり得てないからこそ、現実からの逃避としての「辞める」が、ぼんやりと立ち上がってくるのだろう。
ぼんやり性を排除して、本人の前に突きつける。その時、自分は何を感じるのか。そのことに気づいてもらう。
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