【引用】では、「いつも質問」それ自体がダメかというと、そういうわけではありません。
では、「いつも質問」それ自体がダメかというと、そういうわけではありません。問題は、「この聞き方で、事実を聞ける」と勘違いしていること にあります。自分が事実だと思っていても、相手は「思い込み」を答えているのに過ぎないとしたら、それが致命的なズレとなります。 しかも厄介なのは、回答者(この場合は、新入社員) も、事実を答えているつもりでいて、実は自分が思い込みを答えてしまっているということに無自覚な点です。
「いつも」と並んでアンチパターンとして紹介されている「どう質問」「問題を聞く質問」「意見を聞く質問」も、この質問それ自体がダメというよりは、その質問に対する第一声で「結果が得られた」と誤認して打ち止めしてしまう点が問題なのだろう。
これらの質問への回答を皮切りに、事実質問で掘り下げていくのであれば有効に機能すると思える。
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#2025/09/30
『「良い質問」を40年磨き続けた対話のプロがたどり着いた 「なぜ」と聞かない質問術|中田豊一』