【引用】つまり、信頼関係が成り立っているところでは、「異論反論」が許される。
「言わせて、言って」
この「何でも話していいんだ」という関係性をつくれてこそ、いや、そういう関係性をつくりながら、信頼はより強く二人の間で醸成されていく。 どうしていっしょにごはんを食べるのかって言えば、ごはんを食べているときに、美味しいかどうかで、その人といて楽しいか楽しくないかが分かるからですよ。
家族でごはんを食べるのは仲がいいから食べるんじゃない。
その逆です。
「いつごはんがまずくなるか」をチェックするために、いっしょにごはんを食べる。
ぼくはそう思っているんです。
ごはんを食べていてまずくなったら、それは家族の危険信号なんです。
だいたいテレビドラマでも、家族の間に亀裂が入ると言うときは、ちゃぶ台をひっくりかえすか、作ってくれたものを残して「もう、いらない」と席を立つ場面ですからね。 /icons/hr.icon
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