【引用】「組織文化と似た言葉に『組織風土』がありますが、これは似て非なるものです。
「組織文化と似た言葉に『組織風土』がありますが、これは似て非なるものです(図3)。
風土は、特に誰かが意図してつくらなくても、成り行きでできてしまうもの。
どの会社やどの組織にもありますが、明確な文化をもつ組織はそう多くありません。
組織文化は、誰かがその中核に理念・哲学といった基軸価値を強く設定することで、その価値に沿った方向性や考え方、スタイルを意思的・積極的に醸成していくもの。
当然、組織の構成員に強い教化作用を及ぼし ます」
村山氏が言う「誰か」とは他でもない、企業の経営トップや現場のマネジメント層、そして人事リーダーだ。
強い組織文化をもつ組織には、それを体現するロールモデルが多く、また次々と誕生する。
彼らの存在や仕事ぶりが周囲のリスペクトを集め、文化をさらに強化していくのだが、無論それも成り行きではない。
独自の組織文化を有する組織は、ロールモデルを自ら輩出するしくみをきちんと備えているという。
https://gyazo.com/90eea1d2c433d0637214203d971ebadd
《強い組織文化をもつ組織には、それを体現するロールモデルが多く、また次々と誕生する。》
ロールモデルを継続的に輩出する仕組み。
『経営理念浸透のメカニズム|田中雅子』によれば、若手社員が理念を咀嚼するうえでの媒介として、《理念的な人物》(P.48)が一定の役割を果たしている。 #2024/01/04
《彼らの存在や仕事ぶりが周囲のリスペクトを集め、文化をさらに強化していく》
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#2021/05/05
『Learning Design 2020年11月号|個人と組織の「アウトプット力」を高める』
村山昇
https://gyazo.com/77714fcecaa9367bca8f503832d455d0