【引用】「WHY=~はなぜか?」という表現には仮説がなく、何について白黒をはっきりさせようとしているのかが明確になっていない。
よいイシューの表現は、「~はなぜか?」という、いわゆる「WHY」ではなく、「WHERE」「WHAT」「HOW」のいずれかのかたちをとることが多い。
●「WHERE」
「どちらか?」「どこを目指すべきか?」
●「WHAT」
「何を行うべきか?」「何を避けるべきか?」
● 「HOW」
「どう行うべきか?」「どう進めるべきか?」
「WHY=~はなぜか?」という表現には仮説がなく、何について白黒をはっきりさせようとしているのかが明確になっていない。
「答えを出す」という視点で課題を整理すると、「WHERE」「WHAT」 「HOW」のかたちになることが多いことは理解してもらえるだろう。
ピラミッド・ストラクチャで問いをWHYにすると、Why So?が機能しない理由がこれ。
フィードバックとして「なぜ?」が機能しない理由の一端もこれ。
フィードバックする側に仮説がないので、される側が何を答えてもダメ出しできてしまう。 #2023/08/12
こういう不毛なやり取りが続くと、される側は「フィードバックする側の頭の中」を当てにいこうとしてしまう。
それはもう事実にもとづいた振り返りではなく、接待。
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#2023/02/10
『イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」|安宅和人』
安宅和人
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