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移動のマクロモデルは、都市平面を複数のゾーンにざっくりと切り分けます。そしてゾーン間の移動人数が、ゾーンの活力とゾーン間距離に応じて決まるというモデルをこしらえるのです。このモデルは「空間的相互作用モデル」と呼ばれます。 一方、移動のミクロモデルの場合は、個別の人間の交通行動に着目します(ミクロ経済学と似ていますね)。ある地点から別の地点に移動する際に、その人の属性とそのときの状況に応じて、どのような交通手段を取るか(徒歩、バス、電車といった)を考えるのです。このモデルは非集計選択行動モデルと呼ばれますが、その中でも出色のものが「非集計ロジットモデル」というものです。
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