【引用】私は30分や1時間そこらの面接で企業と人とがマッチするかを見極めることは不可能に近いと思っている。
私は30分や1時間そこらの面接で企業と人とがマッチするかを見極めることは不可能に近いと思っている。特に新卒採用の場合、学生がどこまで自己理解しているか、あるいは自己開示しているかを見極めることは難しい(最近の学生は驚くほど深く内省している人も多い)。ガクチカなどのエピソードがどこまで事実でどこからが脚色なのかを見分ける術はないし、見分ける意味もない。たまに合否は5秒で分かるなどの発言を見かけるが、時間をかけたところで結局分からないので第一印象に頼っているという意味合いも含まれているのではないだろうか。
では採用面接に意味はないのだろうか。もちろんそんなことはないだろう。採用活動の歴史の中で様々な手法が編み出され、淘汰され、その結果今でも生き残ったやり方だ。限られた時間の中で相互理解を深める手法として最良とまでは言わないまでも、それに近いものだと思う。また自社の採用面接は自分でいうのも何だがよく考えられているため、私が採用面接の是非について悩む必要はない。評価については決められたプロセスを忠実に守り、面接官による差分をなくし、再現性を持たせることに注力すればよい。
であるならば、私が採用面接に関わることで相手に提供できる価値とは一体何なのだろうか。流れ作業のように面接をこなしていくのではなく、私自身も面接を楽しむにはどうすれば良いのだろうか。個人としては、ついそういうことを考えたくなってしまうものだ。
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