『日記、読書感想文のこと | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net』
【引用】嗚呼、夏休みですね。
日記、読書感想文のこと | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
しかし、こういう状況にも中学生の頃、転機がおとずれます。
中学校1年生の頃、僕の所属していたクラスでは、班ノートという制度がありました。生徒が男女3人ずつくらいで、ひとつの班を構成し、毎日順番で、その日のことをノートにつづるのです。
中学生は多感な年頃です。中には、その日の経験を丁寧に書きつづり、感情の機微をあらわしたものもありました。
また、中には、その日に読んだ本を紹介しつつ、自分という存在のありようを考えたものもありました。
班ノートは先生も読むのですが、わりと素直にみんな自分の感情を吐露していました。田舎の生徒だったからでしょうか。
で、僕は、ここに至って、ようやく気がづいた。
みんなが毎日毎日書くことを楽しみにしている班ノートには、日々のことも書いてあるし、読書の感想文も書いてある。なのに、それは「日記」とは呼ばれない。もちろん「読書感想文」とも呼ばれない。あくまで「班ノート」である。でも、それらは読み方によっては、「日記」とも「読書感想文」とも読めるのではないか。
あっ、なるほどね・・・「日記」とか「読書感想文」って、こういう風につづれば、自由に気楽に書けるんだな、と気づいたのです。日々のこと、読んだ本のことをきっかけに、自分について気楽に綴る。これをきっかけに、僕は、「綴ること」に以前よりも苦手意識をもつことは少なくなりました。
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#2026/07/19
中原淳
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