パスワード管理システムの問題点
パスワード管理システムを使うと沢山のパスワードを覚える必要がなくなりますが、現在一般的なパスワード管理システムには以下のように様々な問題点があります。 マスターパスワードを覚えておく必要がある
パスワード管理システムにログインするにはマスターパスワードが必要です。マスターパスワードを忘れてしまうと回復手段が存在しないか、大変面倒な処理が必要になります。 データの紛失や流出の危険がある
データをクラウドに保存するものもローカルに保存するものもありますが、クラウドに保存するものは流出の危険がありますし、ローカルに保存するものは紛失の危険があります。どちらの場合も、どこかにデータを保存している以上、流出や紛失の危険が常に存在します。
値段が高い
商用のパスワード管理システムは高価なものが多いようです。たとえば1Passwordは毎年5000円ぐらい課金されますし、LastPassなども同様です。昔は買い切りが可能だったようですが、最近のトレンドとして年額課金に以降しているようで、ユーザの負担は増大しています。 メジャーなシステムでしか動かない
特殊なタブレットやOSでは動きません。
常に動く保障が無い
パソコンのOSをアップデートするとパスワード管理システムもアップデートが必要になったり、突然動かなくなる危険があります。OSアップデートのたびにパスワード管理システムもアップデートするのは大変な手間です。
https://twitter.com/masui/status/1022493892648660993 https://gyazo.com/02a91f5945510fd570cb34381914d880
利用に注意が必要
パスワード管理システムを起動したままでうっかり離席するとあらゆるパスワードを知られてしまう可能性があります。