21-01.等位接続文・自動詞文・他動詞文
このページでは等位接続文・自動詞文・他動詞文について説明している。
等位接続文
等位接続文とはコピュラすなわちdaあるいはその敬体であるsoleが主動詞となる文のことを指す。
Ja das Vail.
私はヴァイルです
Laj sel mitai.
あのお方はお美しい方だ
自動詞文
自動詞文とは動詞の直後に名詞すなわち直接目的語を取ることができない動詞が主動詞となる文のことを指す。
Ja tekes.
私は歩く
Ja muos feu Tzarilske.
私は王都に行く
自動詞の定義は直接目的語を取れないことであるため、主語を取らない自動詞も存在する。
Smerinet.
雨が降った
Al Tzarilske Smerinet.
王都は雨が降った
※ここでのal tzarilske(王都は)は「雨が降る」という動詞の主語ではない点に注意が必要である。なお、本来の語順は「Smerinet al Tzarilske」または「Smerinet nit Tzarilske」となるため、直接目的語を取る動詞ではない。
他動詞文
他動詞文とは主動詞の直後に直接目的語を取る文のことである。なお、直接目的語は文であってもよい。
Ja klaunes omle.
私はりんごを食べた
Jo diknek ja lufes Vail feu lao, si na?
あなたは私が彼を愛しているとヴァイルに伝えた、よね?
他動詞の直接目的語省略
他動詞文の定義は文中の主動詞が直接目的語を取ることであるが、直接目的語がないにもかかわらず他動詞と判定されることもある。
Ja klaunes.
私は食べた
この文は一見、直接目的語が存在していないように見えるが、意味的には直接目的語がなければ成立しない。そのためこの文も直接目的語のある他動詞文の一種であると判定される。
自動詞にも他動詞にもなりうる動詞
ただし、直接目的語の省略ではなく自動詞にも他動詞にもなりうる動詞も存在する。
Ja sikis Milehcja.
私はミレーシャを知っている
Ja sikis al Milhcja.
私はミレーシャについて知っている
上記の文ではどちらもsikie(知る)という動詞が使用されているが、直接名詞が後続しているのは前者だけである。そのため、前者は自動詞文、後者は他動詞文となる。