12-01.比較文、最上級文
本ページでは、デナスティア語の比較文及び最上級文について解説している。
比較構文
比較文は「A da 形容詞準体法 al B」という形式を用いる。
これは「AはBより(も)~である」という意味を示す。
Ja das mitoi al juo.
私はあなたよりもかわいい
制限比較
Jat omle dat kudoi al jotoi.
私のりんごはあなたのものよりも赤い
daの補語に用いられているのが名詞句の場合、「前置修飾形+名詞」で表現する。
Jatoi dat kudia omle al jotoi.
私のものはあなたのものよりも赤いりんごです
Cja dat klaustoi al jao.
彼は私よりも(たくさん)食べる
比較構文に文を埋め込む場合
また、Bには文に相当する節を挿入することもできる。
ただし、この時のB内の本動詞は条件法の形をとる。
Cja dat mitoi al ja uapoines.
彼(女)は私が思っていたよりもかわいい
Cja dat mitia ome al ja uapoines.
彼(女)は私が思っていたよりもかわいい猫だ
劣等比較級
劣等比較級は、上記の文の比較する形容詞の前にfik(~下に)を置くことで表現できる。
Jat omle dat fik kudoi al jotoi.
私のりんごはあなたのものよりも少なく赤い
(あなたのものよりも赤くない)
Cja dat fik klaustoi al jao.
彼は私よりも少なくたくさん食べる(彼の方が私より少なく食べる)
最上級構文
最上級文は「A da efet 形容詞準体法 nit B」という形式を用いる。
これは「AはBの中で最も~である」という意味を示す。
Ja das efet mitoi nit cun gaja.
私はこの町で一番かわいい
Cja dat efet mitia lene nit cun gaja.
彼女はこの町で一番かわいい少女である
文を埋め込む場合は比較文と同様に条件法を用いる。
Cja dat efet mitia lene nit ja kvais tuo.
彼女は私が会った中で一番かわいい少女である
最上級構文の略記
なお、最上級構文は時に以下のように省略されることもある。
Ja das ef'asoitoi nit cun gaja.
私はこの町で一番大きい
Cja das e'mitia lene nit cun gaja.
彼女はこの町で一番かわいい少女である
形容詞が母音から始まる場合は「efet」の部分をef'と省略し、子音から始まる場合はefe'(e')と省略される。ただし「e'」はかなりカジュアルな略記方法とされるため、正式な場では使われないことが多い。