06-04.方向副詞
このページでは方向副詞について解説している。
方向副詞
方向副詞とは06-03.単立副詞の一種であり、主に動作の作用する方向性について説明する副詞である。
table:表
方向性 近距離 中距離 遠距離
与格・処格的 cuit seit teit
奪格的 cuili seili teili
Ja das cuit. 私はここにいる
Jo muonek seit-ku? あなたはそこに行きましたか?
Cja muonet cuili, teit. 彼はここからあそこまで行きました
なお、07-03.冠詞の用法にあるように指示冠詞において、3段階あるうちの最も遠い場所を示すtunにteitやteiliはあたるため、これらの場所は「話者にとって手の届かない場所」という認識がなされている。
方向副詞の接続詞的用法
方向副詞は時に接続詞のように用いられる場合もある。特に書き言葉に頻度が高い。
Ja klaunes omle, cuili omle na dat cuit. 私はりんごを食べたので、りんごはここにない
Ja klaunes omle, cuit omle na dat cuit. 私はりんごを食べた。ゆえにりんごはここにない
疑問詞の方向副詞の不在
疑問詞には方向副詞が存在しない。そのため、jidik(どこ)は前置詞と合わせて用いられることになる。
詳細は07-01.疑問詞の用法を参照。