02-04.絶対単数形
このページでは名詞の絶対単数形について説明している。
絶対単数形
絶対単数形とは、その名の通り必ず単数で解釈される名詞であり、主語や被修飾語となった場合は通常の単数形同様に動詞や形容詞などが単数形で一致する。
書き言葉で見られるようになったのはここ50年もない程度であり、時折「表現の乱れ」とされることもある。
しかし、話し言葉としてはよく定着しており、書き言葉としてもしばしば見られるようになっているため、文法の一部として記載する。
絶対単数形を持つ名詞
絶対単数形を持つ名詞はごく一部であり、性質としては意味的に不可算名詞のような特徴を持っている(具体的な物質的事物ではない、集合体であることが多い、境目が曖昧など)、かつ単数形の語尾が複数形に見えるという性質を併せ持った名詞だけである。
表にまとめると以下の通りとなる。ただし、Cは「j」を除く子音(cj、tcjは含めない)を、Vは母音字を表すものとする。
table:表
単数主格語尾 絶対単数主格語尾 絶対単数属格語尾 語例(単数主格形)
-Co -C / -Cu -Cet / -Cut kigo(図形)、icjo(山)、nako(粉)、nolto(思い出)
-V(h)jo -V(h)ju -V(h)jut sneijo(浴槽)、majo(茸)
-V(h)ja -V(h)j -V(h)jet aja(本質)
-Cai -Ca -Cat fekontcjimai(技術)、keigalai(ボタン)、plotai(依頼)
-Ca -Ceh -Cet tana(店)、lehcja(畑)、lihcja(理想)、picja(星)、jakfa(鋏)