身体動作表現理論
ラバン身体動作表現理論
ラバン身体動作表現理論 とは、ルドルフ・フォン・ラバン (Rudolf von Laban, オーストリア, 1879-1958)を中心とするドイツ表現主義舞踊の創作者らが1920~40年代に構築した、心理状態と身体運動の相関関係を規定する理論である。 英語では Laban Movement Analysis, LMA と称される。
I. Bartenieff and D. Lewis: Body Movement - Coping with the environment. Gordon and Breach Publishers, 1980.
Motif Description 身体動作の概念?
Structural Description ダンス譜面
Effort-shape Description
時間制(Time),力性(Weight),空間性(Space),流れ?
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ラバン理論以外の試み
Towards a Multimodal Repository of Expressive Movement Qualities in Dance. (MOCO 2016)
動作の質
流動性(Fluidity)、衝動性(Impulsivity)、硬直性(Rigidity)
MoCap
2 video cameras
5 IMU units
鼻にマイクロフォン 呼吸
Kinect V2
後で関連研究確認
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英語論文
2003 International Journal of Human-Computer Studies
ACII 2007
2013 Digital Heritage International Congress (DigitalHeritage)
MOCO 2018
CHI EA 2019
2002
2015
2021
ラバンとdeeplearningの組み合わせ
読む
CHI 2014
LMA
ラバン
2020
LMA
2019
SCA 2017
2013 IEEE affective computing
2020
Journal on Multimodal User Interfaces volume
15_Movement Fluidity Analysis Based on Performance and Perception
CHI EA 2016
16_Recognising Human Emotions from Body Movement and Gesture Dynamics
ACII 2007
17_Exploring the influence of a human-like dancing virtual character on the evocation of human emotion
2017
Sensors 2020
主に感情推定全般
19_Comparison of Kansei Information between Joyful and Happy Expressions in Dance
2013
20_Kansei information and movement characteristics related to the expression of joy in dance
2012
21_Dance Pose Identification from Motion Capture Data: A Comparison of Classifiers
2018
hr.icon
日本語論文
身体動作表現に関わる感性特徴量の抽出 TVRSJ 2005
背景の流れが参考になりそう
身体動作の映像素材を画像処理して得られる画像パラメータと、そのときの映像素材に対する印象評価試験結果との対応関係を分析するという方法で検討を行った。その結果、身体動作に対して観察者が持つ印象は概ね3つの主成分で代表されることが分かった。また、重回帰分析を行うことにより、7つの基本動作に対する印象を、映像素材に対して計測した画像パラメータによる重回帰式から推定できることを示した。
根拠怪しい?
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心理的な側面と物理的な側面の両方からアプローチすることとし、
心理的には、まず、対象とする動き全体から受ける印象を網羅するに足る十分広い印象空間を想定し、その空間上に、各動きに対する印象をプロットし、そのEで、主成分分析を適用し、印象空間の次元の縮小を図ることにより、心理要因の抽出ができると考えた。
一方、物理的な側而については、対象とする動き全体に対して視察を行い、抽出済みの心理要因に対する印象語などを手がかりに適当な物理量を選定し、各素材画像について言1測する.その上で、重回帰汾析を適用し、それぞれの物理量と心理要因との関係を求める。
上にあげた7モーティブを網羅
基本動作をバランスよく盛り込む
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評価語の選定にあたっては、事前に印象空間を「垠定することのないように、またイメージ全体を十分にカバーできるように、さらには洩れや特定の意味に集中することなくバランスよく選定すること等に留意した。形容詞対の数については、被験者の疲労を考慮し、謂西時間との兼ね合いで40とした。
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主成分分析
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各素材画像に対する主成分得点 と 7motivesの投票結果(7motivesのうちどれが最も適しているか)
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重回帰式の算出
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物理量について
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主成分得点の推定
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感性特徴量
ダンスの基本形がそもそも適当?
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最後は主成分を介して式を代入
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疑問
シーンの長さは7~15秒
そもそもダンスの基本形7つの根拠がよくわからない
松本千代栄;“舞踊妍究:課題設定と訝題解決学ll一運動の質と感盾価”、目本女了体育連鯤紀要、pp.53−89,1987
観測者は一般の人(学生13名)
物理量にリズム特性は考慮していない
画像中の身体動作 の 空間的拡がり、変化速度、同加速度
ダンスの専門家が7つに分類している動きが、素人では3〜4に縮退して識別されること、その範囲では、物理量による印象の推定が可能であることがわかり、印象評価のデータ量、シーンのL)り出し方法、また、物理量計測においては、代表値の算出方法など、未だ解決されるべき課題は多い
舞踊運動の体感研究と身体心理学 2007 人体科学
「動きの感情価」に関する研究の第1報4は、1972年に、東京教育大学の松本千代栄教授(現在は、お茶の水女子大学名誉教授)によってもたらされた
これまでは鑑賞者からみた印象に着目
1995年に初めて柴眞理子氏が演者側の「体感」に着目
ダンスにおける身体動作表現に関わる物理量と印象との関係 2001
2005年verと同じ話
動きの感情価に関する研究 その4 1975
リズミカルな
Tempoの規則性・反復性
ここではわりとリズムについて言及している
複数の移動ロボットを用いた身体パフォーマンスの印象評価 2016
空間が広がっているように見えたか
整然としていたか
Q1: 空間が広がっているように見えたか?
Q2: ダイナミックに見えたか?
Q3: ロボットの動作はダンサーの動作に似ていたか?
Q4: 整然としていたか?
Q5: ダンサーの動作に注目したか?
Q6: ロボットの動作とダンサーの動作のタイミングは合っていたか?
Q7: ロボットの動作はダンサーの動作と連動しているように見えたか?
後で関連研究確認
Lockingダンスにおける質的評価指標の定量化 2009 CH研究会?(IPSJ SIG Computers and the Humanities)
4名のダンサー(Expert, Skilled, Novice)
1分間のダンス
予備調査でSD法の評定用語をまとめている(Lockingに対する評価指標)
ストリートダンスのLockingのみ対象
経験者16名と非経験者17名で評価
物理指標いろいろ
ビートのずれ? リズムみてるかも
成分
手の巻き成分
胴体成分
リズム成分
物理的要因
首筋を伸ばす
背中を丸め,体を縮める
頭の動きを安定させる
感性的要因
楽しそうに踊る
ポーズを美しく踊る
メリハリのある動きで踊る
疑問
ストリートダンスの技の解明 ダンサーの意識向上 レベルアップ 技能習得に寄与など
全体的にいえることやジャンルごとにいえること?人数を圧倒的に増やすなど
ダンサー数を圧倒的に増やす
実験室と普段の場所での動きの違い
理論というよいrはLockingダンスにおける要因
身体表現における感性
情報の認知に関する研究
身体表現における感性情報の認知に関する研究 2002 阪田
本研究における「感性」とは、明確な対象をもつ感情や情動だけでなく、「なんとなく」や「何気ない」といった直感的で曖昧なイメージや印象、雰囲気、気分など、一定の対象を持たないものを能 動的かつ直感的に捉える能力であるとする。そして、「感性情報」とは、そのような人間のもつ感性 に対して刺激や影響を与える情報であるとする。具体的には、「うれしい」「悲しい」などのように明 確な対象をもつ感情や情動情報や、「明るい」「さりげない」「重厚な」など、形容詞や形容動詞など の修飾語で表現される感覚、知覚情報も含むものである。
身体による音楽的コミュニケーション
被験者91名
Ekmanraの基本6感情に喜びを加えた7感情
一つ目
7つのmotivesに対して ラバンの各項目に対する評価
42の印象?に対して強制3選択
観察に基づく音楽およびモーションキャプチャデータからの舞踊動作生成手法
matching eval
音楽と身体動作の関係
飛行型ロボットにおけるラバン理論を考慮した身体動作表現
ラバン理論
すでに関係が証明されている 動作と感情の関係
Three-Dimensional Visualization of Movement Qualities in Contemporary Dance (MOCO 2018) 可視化
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