球体関節人形ロボットによる首動作とアイコンタクトを用いた色気表現の検討

Charm Expression using Neck Motion and Eye Contact by Ball-jointed Doll-type Robot

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概要：

従来のコミュニケーションロボットは親しみやすさを表出することにより生活環境に入ってくる存在として認識されつつあるが、恋人、夫婦のような親密な関係を築くには至っていない。人間とより親密な関係を実現するため、愛らしい外観を有する球体関節人形型ロボットを開発し、その外観の愛らしさとアイコンタクトの効果を組み合わせた色気表現を提案する。色気表現を検討するため、球体関節人形型ロボットの首動作とアイコンタクトを組み合わせた動作を用意し、静的評価実験を進めている。家庭等の私的環境で提案表現が人と親密な関係の構築することにより、人のシステムに対する積極的な理解、すなわち共創的理解を促し、人間と共生するシステムを実現する。

Abstract:

A ball-jointed doll-type robot is developed for a casual robotic interface in living environments, where the adorable robot expresses its mentality with empathetic attachment. A charm expression method using combination of neck motions and eye contacts is proposed for the contraction of a close relationship between human and robot. The charm expressions realize human symbiotic system, where the system induces co-creative understanding.

関連研究：

町田あゆみ , 山崎洋一, 元木誠, 廣田薫, “球体関節人形ロボットによる首動作とアイコンタクトを用いた色気表現の検討”, Human-Agent Interactionシンポジウム2011（HAI2011）, III-1B-5, 2011

町田あゆみ, 山崎洋一, 元木誠, 廣田薫, “愛らしい球体関節人形ロボットの開発”, Human-Agent Interactionシンポジウム2011（HAI2011）, II-3-14, 2011