システムとレジリエンス
概要:
本発表では、レジリエンスを「日常の様々な変動への適応能力。システム内外の変動や不確実性に適応しながらその機能を維持・発展し続けることができる性質」と定義し、システム(人工物)が動作する環境とシステムに関わる人の観点から、環境モデル(モデル1)、人工物・環境・人の関係モデル(モデル2)を紹介するとともに、それらとレジリエンス方策(ロバスト戦略とアジャイル戦略に分類)との関係について報告した。日本鉄鋼協会における「攻めの操業を支えるシステムレジリエンス」研究会の活動についても報告した。
質問1:想定外の環境をどう扱うのか。
回答1:想定外の環境においては人が対応力の源泉であり、人の介入が容易となるシステムにすること、想定環境を拡げていくような方策をとることが肝要となる。
質問2:人の位置づけはどうなるのか。
回答2:モデル化環境ではシステム(人工物)が作動する環境の変動要素として存在することになるが、想定環境においては人とシステムが協調して変動へと対応することになる。想定外の環境では人が対応力の源泉となり、置かれる環境によって人・人工物・環境の関係が変化する。
以下、講演スライド
https://gyazo.com/70329ec99cc4cc002ca9b534e8e36441
https://gyazo.com/523e8a6c46b29cf584f1ff64725c2633
https://gyazo.com/e637018d4ebc3704a553165ea4e90b45
https://gyazo.com/fddaddfa6532f4e2b52bd47215d4561f
https://gyazo.com/d4e8beb65ca406e5cbc71b37be610295
https://gyazo.com/4522fe4f58375850001eaac5c3ff693b
https://gyazo.com/821c6532cd52589122ef528d734b3d24
https://gyazo.com/24c4335057c700e02d4285e12a51e999
https://gyazo.com/8a320dd2c26ac8882a8693bb2e39290a
https://gyazo.com/1e8a65bc5b306a82bef63e773df08d40
https://gyazo.com/8839874c6615cde02a84c307c3388dd8
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