逆
ある事柄を逆にした言葉のこと。この表現を用いる場合は必ず「逆に」という枕詞が付く。
例えば、
逆にフレームに好かれるボール
は、「フレームに嫌われる」という、サッカーなどでゴールめがけて放たれたボールがフレーム(ゴールの枠のこと)にあたった際、ゴールに入らずに弾かれてしまったことを表す表現の「逆」を表す。
フレームに嫌われる、はなんとなく「あぁ、運が悪くて入れられなかったんだな」というニュアンスが伝わるが、その逆の フレームに好かれる、としてしまうと、「え?好かれる?フレームが融通利かせてゴールに入れてくれたのか?そもそもフレームがボールと知り合って好きになるきっかけがあるのか?フレームとボールが接点を持てる出会いの場は存在するのか?」という風にツッコミどころ満載の表現になる。
このように、既存の表現の「逆」はことのほか面白くなることがあるが、やりすぎると元の表現がなんだったかを忘れてしまうので注意が必要。
派生形は下部Linksを参照のこと。