Bluets Vol.2
(NighthavenのBlusco日記3)
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2023-09-10
アカウントをMonologue用とDialogue用に分ける試みは、当然の帰結として“面倒” “読者がつかない” という結果になったように思う。
2023-09-08
2023-09-05
2023-09-04
2023−09−3
Bluesky勉強会(第2回、2023年9月2日21時〜23:00)
2023-09-02
自分の興味として,
ソーシャル・メディアのUIをチューニングすることで,ユーザーの体験を“今の慣れきってしまった何か”から別の次元に移行させたい
『ソーシャルメディア・プリズム』という本は『スマホ時代の哲学』の著者が本の中で推していた本だけど、面白い指摘として、“ソーシャルメディア中毒のより根源的な原因は、私たちのあまりにも人間的な営みが、ソーシャルメディアによってはるかに簡単にできるようになったことだ。その営みとは、さまざまなアイデンティティーを試しては他人の反応をうかがい、自己提示を更新して帰属意識を味わうことである”(57ページ)や“私たちがソーシャルメディアに繰りかえし戻ってくるのは、社会的ステータスを得るために自分のアイデンティティーをつくり、手を入れ、保つといういかにも人間らしい営みにとってソーシャルメディアが便利だからだ。ソーシャルメディアを使うと、さまざまなバージョンの自己を提示しては、他人の反応をうかがい、前例のない速さと効率でアイデンティティーを手直しできる”(139ページ)(https://bsky.app/profile/nighthaven.bsky.social/post/3jy4mlxkt5m2o) 2023-08-07
Relations
- 自分と自分
- 他者と他者
- 事物と事物
- 自分と他者
- 自分と事物
- 他者と事物
2023-08-01
自己内対話に、その素材として他者を導入するとき、その自己内対話の表出が攻撃性や暴力性を帯びることがある。
ここ数日、ATProtocolにおけるPublic Commons《公開された大勢の会話》において妥当な、ことばの表出のあり方を模索すべく、意図的に自分の投稿をDialogueアカウント(読み手を意識した表出スタイル)とMonologueアカウント(公開された独り言=独白)に分けて運用した。
その中で、たまたま他人のとある投稿に対する引用リポストを用いた、いわゆるクソリプも目にした。これは構造としては、投稿者の失敗について書かれた投稿に対して引用リポストでその失敗が酷いものであることをわざわざ言及するような内容である。
ここでは、他者の領域にある事柄を素材として自己内対話に組み込み、それが公開される(しかも引用元に通知が飛ぶ)ことによって攻撃性を帯びる。これは、それが独白(=公開された独り言)ではなく単なる独り言であれば生じなかった対立である。
他者を自己内対話に素材化してそこに組み込むことは、一見、客観めいた措定を行うかのようにそれを書いた本人には錯覚されるが、外部からその行為を見たときに、それは他者への配慮を欠いた一方的な(反論を許さない)攻撃性の表出に見えてしまう。これは、それが独白(=公開された独り言)ではなく単なる独り言であれば生じなかった対立である。
従って、Monologueアカウントを運用するのであれば、安易に他者を自己内対話の素材にしない、する場合はアカデミックな文脈における「引用の際は引用先の著者への配慮を漂白してもよい」という“常識”を一旦忘れ、他者の視点に立った配慮ある書き方をすべきであろう。一方、Dialogueアカウントの場合は、引用リポストは手っ取り早く廃止にして、直接相手に話しかけることが相手への配慮を込めた表出を行う助けになるのではないか。
一方、Twitterに存在したこの種の問題は、ひとえに相手の視点・心情から物を書かないことに起因するのだが、それを助長していたのがMonologueとDialogueの境界があえて曖昧になるような様式であり、特にそれは何度も書くが、tweet《さえずり》が“つぶやき”と訳されてしまったことに帰着する。
ただ、実験的にMonologueとDialogueを分けたところで、Monologueがもつ暴力性をも明らかになってしまったので、自己内対話のしぐさに隠れて相手を攻撃しようとしないことが肝要なのだろう。
そこで、Monologueに他者への配慮を導入する方法として考えられるのは、文体の調整である。つまり、書き言葉にしか用いられないような構文や語彙を避け、テクストをより口語にちかい構文と語彙で構成するのである。たとえ、Monologueであったとしても。
ただ、これは口語であればよいということではない。なぜなら、極端な事例として、タメ口で文章を書くと、そこには他者への配慮を記号化する要素が立ち現れなくなるからである。さっきみた引用リポストの衝突事故もことばのアーキテクチャとしては、この点が原因となっていると推察される。
したがって、安易な解としては、丁寧体で陽気に語るスタイルが、当たり障りのないSNS文体として、最も当たり障りがないのではないだろうか。
2023-07-30
いとこん「このSNSを始めると読書量が増え楽器の練習量も増え、日々の生活を豊かにします。あなたもそんなSNS Blueskyをはじめませんか」
2023-07-27
Bluets:夏休み
Vapor:長文
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