啓蒙思想について
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BC034『啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために』を拝聴meganii.icon
『啓蒙思想の百科事典』(ややお高い)
ヨーロッパで17〜18世紀にもりあがった合理主義の考え。教会の権威や封建的な考えを否定し,人間の理性をよりどころにして社会の進歩をはかろうとした。イギリスのロック,フランスのモンテスキュー・ルソーらが有名。
啓蒙思想はさまざまな観点から語りうるが、『啓蒙思想2.0』の視点で言えば、「人間の理想を活用したら、社会ってもっとよくなるぜ」という考え方であり、そのために書籍などを通じて人々の理性を向上・発達・改善していこうという運動も含む。 「啓蒙」とは、「蒙(無知蒙昧の蒙。物事に暗いこと)」を「啓(ひら)く」ことで、無知を有知にする意味。18世紀フランスに起こった啓蒙思想での「無知」とは、封建社会の中で教会的な世界観の中に閉じこめられていた人々のことを言い、彼らに対して「人間」や「社会」、あるいは「世界」や「自然」の真実を教え、無知から解放することが「啓蒙」であった。その啓蒙思想は当時のフランスのブルボン朝ルイ15世の絶対王政と、そのもとでのアンシャンレジーム社会に対する攻撃という毒を含むこととなった。
英語ではEnlightenment。
無知蒙昧な状態→人が暗闇にとらわれている状態→理性・知識という光を与えて物(真実)が見えるようにすること
古くはプラトンの洞窟のたとえ話が似た構図を持っている
『闇の自己啓発』という名前(実際は読書会の名前)は、そうした「光」が生む「闇」について見つめている