『憎悪と愛の哲学』
https://m.media-amazon.com/images/I/71+yskQLn0L._SY522_.jpg https://www.amazon.co.jp/gp/product/4044002800/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
ISBN:4044002800
愛する人を憎め。日本人には、憎悪が足りない――。社会と人間をめぐる講義
愛する人を憎め。
日本人には、憎悪が足りない。
イスラーム過激派テロから、原爆投下の裏面史まで。
縦横無尽な論証で社会学の最重要概念を更新する、
「神」「資本主義」「歴史」をめぐる思考の冒険。
第1章 資本主義の神から無神論の神へ
第2章 憎悪としての愛
「経験や行動は、できるだけ浅く、短いところに、思考を着地させようとするのだ。
経験と行動が発する重力に負けて、着地してしまうと、思考の明晰性が届かない
領域が広く取り残されることになる。だが、このとき、もし〈概念〉をもっていれば、
思考はその分だけ遠く飛ぶことができる。」 ――「まえがき」より