『上達論』
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(著) 甲野善紀 (著) 方条遼雨
出版社 : PHP研究所
発売日 : 2020/1/11
ISBN:4569845606
★累計1万部突破!
「まず基本を身につけよう」
この言葉に呪縛されて、どれだけ多くの才能が芽を吹かずに枯れていったか――
下手がやみくもに基本練習を繰り返しても、かえって下手を植え付け、「未知への対応力」を鈍らせてしまう。そして、基本の「意味」を認識し、「意義」を体現できている指導者が壊滅状態にある今、他人に基本をひたすら繰り返させるのは、本来恐ろしい行為である。だが、世間では「基本が大事」と言って止まない。「基本信仰」こそ思考停止社会の元凶である。
武術の探求者・甲野善紀の武術には「基本」がない。学ぶ側は、やみくもに頑張るのではなく、その瞬間瞬間の対応を迫られる。「わかる」ことに意味はなく、創造し「できるようになる工夫」をし続ける。
本書では、甲野を観察し、一から独自の理論と稽古法を構築して一流の格闘家からも驚かれる技を身につけた方条遼雨のユニークな上達論と、それをめぐる二人の対論で「上達の原理」を解き明かす!
序・「基本」に替わるもの
一、変わらないもの
二、原則
三、我田引水であるという事
四、原則・「不安定の使いこなし」
五、原理・「膝抜き」
六、体重移動
七、筋力系と重力系
八、フラフラ歩き
九、習得と言語
十、幼児と習得
十一、技を「受ける」
十二、理解と吸収
十三、日本語英語
十四、捨てる力
十五、上達と更新
十六、忘れる力
十七、窮屈と解放
十八、根幹から変える
十九、栄養
二十、解釈の精度
二十一、解釈は後
二十二、余計なこと
二十三、才能
二十四、不親切と能力
二十五、ランダムとアナログ
二十六、ロボット
二十七、デジタル
二十八、たとえ
二十九、想像力
三十、たとえ負け
三十一、飛距離
三十二、武術と創造性
三十三、引用型と創造型
三十四、ゴルフクラブ
三十五、根本原理
三十六、根本原理の組み替え
三十七、通底するもの
三十八、三層分類
三十九、松聲館スタイル
四十、稽古を読みとく
四十一、無自覚である事
四十二、嚙み合わない
四十三、稽古の病
四十四、本格派ごっこの病
四十五、未完成な土台
四十六、単純な動き
四十七、癖
四十八、手慣れた動き
四十九、依存
五十、呪い
五十一、手術とレース
五十二、根本原理組み替えの三原則
五十三、道具癖
五十四、植え付けと組み替え
五十五、整理
五十六、偏見の形
五十七、許し
五十八、許せない人
五十九、怒り
六十、許しの練習
六十一、寛容と我慢
六十二、難易度設定
六十三、その場しのぎ
六十四、上達ポイント
六十五、武術的キャッチボール
六十六、触覚情報
六十七、能力を育む
六十八、スポーツの可能性
六十九、優劣
七十、試合の有無
七十一、理想形
七十二、試合の無い武道
七十三、武術
七十四、術
七十五、絶滅危惧種
七十六、達人映像
七十七、カルト化
七十八、幻想
七十九、口合気
八十、気
八十一、本当の「技」とは
八十二、できない姿
八十三、落とし穴
八十四、身の程
八十五、遊離
八十六、強さ
八十七、考察
八十八、発想
八十九、オープンソース
九十、問題のまとめ
九十一、綱渡り
九十二、勝ち負け
九十三、現実
九十四、変わりかけの信号
九十五、宝探し
九十六、正面押し
九十七、笑い飛ばす
九十八、実験
九十九、取り組み方
百、向上心
百一、転ぶ
百二、放り込む
百三、失敗
百四、甲羅
百五、天才
百六、期待
百七、心
百八、今を生きる
百九、一致
百十、武装解除
百十一、暴力
百十二、理
おわりに
対談「武装解除」論
体に任せる
「完全武装解除の原理」に気づく
もう一つの装解除」
『猫の妙術』をよみとく
小児の戯れの如くなり
ウラ崩し
影観法について
「走り」について
現代武道について
縁
【本書の刊行にあたって】
あとがき
#書籍名