『リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのか』
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ISBN:4562071559
ニューハンプシャー州の田舎町に集団で移住してきた自由至上主義者が、理想の町をつくろうとした結果……米国で存在感を増すリバタリアンたちの思想と暴走を没入型取材で描き出した全米騒然のノンフィクション。
「リバタリアンが集まる自由な町がいかにして全米きっての住みにくい場所になったか。急進的すぎる理想主義者たち、彼らとご近所になるのだけは遠慮したい」
速水健朗(コラムニスト)
「ウィットに富む、緻密な観察から生まれたデビュー作。ホンゴルツ=ヘトリングはリバタリアンの哲学の欠点と皮肉に巧みにつっこんでいる。その結果、暴走した政治的イデオロギーを面白くかつ鋭く描いている」
パブリッシャーズ・ウィークリー
「アメリカの田舎町と大規模な理想を融合させた荒々しくも素晴らしい作品は、個性的な登場人物とドーナツを食べるクマに彩られた、予測不能で果てしなく魅力的な没入型取材の偉業である」
マイケル・フィンケル
【目次】
プロローグ 消防士と熊
第一部 野生との境界
第一章 食べられた猫
第二章 厄介な課税
第三章 論理的なリバタリアン
第四章 四人組の入植者
第五章 激した群衆
第六章 改宗した管理人
第七章 凶悪な熊
第八章 好戦的なサバイバリスト
第九章 動物愛護者たち
第一〇章 自由の扇動
第一一章 信念ある牧師
第一二章 熊との戦い
第二部 不揃いな成長
第一章 ユートピアの開拓
第二章 火災の歴史
第三章 牧師は紫がお好き
第四章 キャンプファイアー事件
第五章 あふれるドーナツ
第六章 サバイバリストの戦い
第七章 官僚と熊
第八章 動けなくなった管理人
第九章 隠れたヒッチハイカー
第一〇章 牧師の計画
第一一章 人を襲う熊
第三部 無限の荒廃
第一章 猟師の群れ
第二章 襲撃のあと
第三章 密猟者の攻撃
第四章 牧師は窮地に陥る
第五章 隣人は苛立つ
第六章 牧師の犠牲
第七章 勢いの拡張
第八章 上流社会で熊が暴れたら
第九章 実験の終わり
第一〇章 もうドーナツはあげない
第一一章 覚悟の旅立ち
第一二章 忘れられた自由
エピローグ 消防士と熊
あとがき 国家のあるべき姿とは
謝辞
訳者あとがき
参考文献