『センスの哲学』
https://m.media-amazon.com/images/I/71UZU6m6cBL._SY385_.jpg https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E5%8D%83%E8%91%89-%E9%9B%85%E4%B9%9F/dp/4163918272/ref=sr_1_1?crid=30W1QVX8XEIM0&dib=eyJ2IjoiMSJ9.rqkINJ5Sx9J2YtXGgS_PsBgsJphedWWLiToVmycKFVvMvUAwEnlhOjfH6jS7Nlpw4W5RfPpP02bBtFYV6m_wJS3czc1Jl3qx99YVJmggPiWExSIYtnLdcOurBaHd_MlTy5tigq5bisoWyi5BKueM7Ojou51ed-fr49XPlLBkdUBndqjleqPC60wCm5lF7DkeOs0wjdDlU7QzPGl-R68oOsrQ57CiNFIJS7ci-zFfeVa3A4V74K3Dv3vj092qgkdtyrNUVdlbR66ZnGtQysoS1_-lfz_UVT3H9EUfovQd-j4.1IfcPAYHCplkyJH4k8mp7CAL3xLr_6UWDyd9m7KHQYg&dib_tag=se&keywords=%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6&qid=1745730954&sprefix=%2Caps%2C254&sr=8-1
(著) 千葉雅也
ISBN:4163918272
服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。
何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか?
音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。
フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。
哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による哲学三部作(『勉強の哲学』『現代思想入門』)の最終作、満を持していよいよ誕生!
ーーーーーー
さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。
と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。
「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています(「はじめに」より)。
ーーーーーー
◆著者プロフィール
千葉雅也(ちば・まさや)
1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学および高等師範学校を経て、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(第4回紀伊國屋じんぶん大賞、第5回表象文化論学会賞)、『勉強の哲学――来たるべきバカのために』、『アメリカ紀行』、『デッドライン』(第41回野間文芸新人賞)、「マジックミラー」(第45回川端康成文学賞、『オーバーヒート』所収)、『現代思想入門』(新書大賞2023)など著書多数。
#書籍名