『「五胡十六国」入門』
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「中国史? 夏殷周でしょ、春秋戦国、前漢後漢、三国志……倭の五王で、遣隋使!」
このような不届きなことを言っている人間がいました。まこと噴飯ものですね。
過去の筆者です。
いまさら言うまでもなく、漢から隋唐にかけての流れは非常にわかりづらいです。とは言え三国志は問答無用で有名。南北朝も「ふたつ」ってイメージだから、まぁ。問題は真ん中、五胡十六国時代。とにかくこの言葉を聞きます、「カオス」「訳分からん」。そう言った方へのとっかかりとなれれば、と思い、本書を作成しました。
本書のターゲットは「ある程度三国志に接していて、その周辺に興味はあるけど、とっかかりを見出しづらい方」。そういった方々が、まずはキャラ萌えができると良いのかな、と考えています。
本書は以下のように構成されます。
1 五胡十六国のあらまし。ここで最重要人物を紹介し、ざっくり五胡十六国時代の流れを追います。
アウトライン
第一期 晋東遷
第二期 次なる三国鼎立
第三期 南北朝へ
南北朝時代のあらまし
2 国別人物簿。各国の君主は全員紹介するとして、あわせてそれぞれの国で面白い人物たちも紹介します。
十六国について
第一期人物
五胡勢力
両晋
第二期人物
五胡勢力
東晋
第三期人物
五胡勢力
東晋~劉宋
十六国の正体
3 五胡十六国の楽しみ方。この時代を遊ぶにあたって、どのような資料が存在しているのか。参考文献一覧のようなものですが、お読みくださった方々がより深く遊べるような情報として提供できれば、と思います。
Web情報
書籍情報
物語としての五胡十六国時代
附録 五胡十六国人物年代表
あとがき
本書によって、五胡十六国時代で遊んでみたい、と志される方が少しでも増えてくれれば、と願っております。