2026年7月読書会(たけたつ)
『0』友田とん
ブックカタリスト BC141で紹介。
まえがき
第一部 地下鉄にも雨は降る
第一回 探しものはなんですか?
第二回 上を向いて歩こう
第三回 この恍惚を味わいたかったのかもしれない
第四回 管理台帳の姿を想像しながら
第五回 地方の地下鉄も見に行く
第六回 手に負えない
第二部 手に負えないものたちと暮らしてみる
第一章 さかのぼる
第二章 見る
第三章 作る
第四章 編みなおす
あとがき
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思考のプロセスを描くエッセイ
本書はエッセイという形式をとり、街歩き、そこでの気づき、気づきから思考が展開していく「プロセスそのもの」を描いている。事実や気づきだけを記録したログ、フィールドノーツとは異なり、書けなかったり手に負えないことへの悩みも語りとして吐露されている。
前半の第一部は、フィールドノーツや気づきをエッセイにしたもの。第二部はエッセイと評論に加え、作者自身への気づきがあるという点で、私小説の要素もあるように感じた。
本書自体が、手に負えないものを「書くこと」を通じて編みなおす実践になっている。
書くことを誘う本
成功しているノウハウ書は、読者に何かを実行させる。本書はやり方を直接教えるノウハウ書ではないが、断片や気づきを触媒に、何かを語ること、書くことを誘発する。日記を書く人や文章を書く人が、何かを書きたくなる本でもある。
読書メモを書いていると、内容の要約だけでは終わらず、自然に自分の体験を思い出す。本書の語りには、そのような「セカンドストーリー」を呼び起こす手がかりがある。
セカンドストーリー/連鎖する語り/第2の語り:会話の中で、ある出来事が語られたあと、聞き手が自分の似た経験を語ること。
共同想起:想起を過去の情報の再生ではなく、現在の関心や社会・文化的慣習に基づく再構成として捉える
サッカーのビルドアップ
JR新宿駅の水漏れ
エアコンの掃除
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ブレイクショットの軌跡 積読中
人生の3単語
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