2022年7月読書会メモ(tks)
読んだ
読書メモのところが参考になった
Hover Editorの便利さにあらためて気づいた
叱ることは単純に効果がないし、副作用が大きい
叱る=権力の行使
何を叱るべきかは常に叱る側が決める
叱るが効果的な場面は2つのみ
「危機介入」と「抑止力」
人のコミュニティが大きくなりすぎた仮説
利害関係のない傍観者の処罰感情を充足させるための厳罰化は避けなくてはいけない
フェイクニュースを初期の段階で拡散するのは人間よりもボットであることが多い
ソースアカウント(手動)→シェアリングアカウント(自動)→人
ハイプマシン(Hype Machine:誇大宣伝機械)
小説
おもしろい
直木賞候補作品
ちょっとしたトラブルで連行したスズキタゴサクと名乗る人物が爆弾犯なのかもしれないというところから始まるストーリー
スズキタゴサクは社会的には無視されてきた人物
警察側の話で途中「普通」の感覚を持つ人には理解しがたい話が出てくる
tks.icon的には直接的に賛同はしないけど気持ちはわかる
ただし、「気持ちがわかる」ということ自体が現代では非難される
実際、作中の人物もそうした気持ちがわかる発言をしたため不遇の扱いを受けるようになる
zasuyuka.iconさんがAudibleで読んだとツイートされていたのを見たことをきっかけに再読
というのも、ツイートの感想の話を全く覚えていなかったから
読んだら思い出した
ホータローの「やらなくていいことはやらない、やらなければいけないことは手短に」のモットーが生まれたきっかけの話
zasuyuka.icon舞台の地理が何となくわかる&土地の若者の感覚に何となく触れているとえるの気持ちも何となく察せられて何とも言えない気持ちになりました。奉太郎の主義の話はもう、本当に、先生もしっかりしてよ…という感じで、大人としてはやってはならないなと身につまされる話でした
tks.icon私も田舎出身ですが、幸い(?)継ぐ継がないみたいな話にはならなかったので、もっと自由に生きてもいいのにと思うのですが、そんな簡単に割り切れるものではないんでしょうね。ホータローの話は、久しぶりに読んだら、やられる側よりやる側に近い気がして、気をつけないとなと思いました。
漫画
良さを伝えるのが難しい作品
でも良いので読んで欲しい
特に、モノを作るということに興味がある人には刺さるものがあると思う
創る人というより創ってしまう人の話
アニメを作る女子高生の話
でも女子高生の萌え話ではない
性別はあまり関係ない
絵が特徴的なのと、アニメ制作の話なのでイメージしやすいアニメがオススメ
監督は湯浅正明監督
犬王や四畳半神話大系の監督
zasuyuka.iconアニメ&ドラマ見ました。何か作っていた頃の情熱を思い出して何か作りたくなりますね!金森さんがリアルに欲しい…
あだち充作品
『タッチ』の続編(?)で明青学園が舞台
高校野球は見なくなったけれど、あだち充が描く高校野球は定期的に見たくなる
映画
『犬王』(2回目)
無発声応援上映
ライブのような映画なので手拍子などをしながら鑑賞
アニメ
『リコリス・リコイル』
rashita.iconさんがオススメしていたのを見て視聴→面白いので継続して観る
平和を維持するために実は裏で色々な活動がされているという設定もいいし、おそらく悲劇的な事件であったであろうものが平和や幸せの象徴になっているといった設定も魅力的
『よふかしのうた』
夜ふかしが避難場所だったという感覚は今はだいぶ薄れたけどとてもわかる
作者はCreepy Nuts好き
オードリーのオールナイトニッポン→Creepy Nutsの「よふかしのうた」→コトヤマ先生の「よふかしのうた」の順番のはず
ドラマ
『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』
近年、話題のドラマをたくさん世に送り出している新井・塚原ペアの作品
『初恋の悪魔』
坂元裕二脚本
メモ
ブックカタリストで紹介されている本をちゃんと読みたいと思っている
基本的に全部興味はあるけれど今月買ったのは、『暇と退屈の倫理学』と『脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論』の2冊
『情動はこうしてつくられる――脳の隠れた働きと構成主義的情動理論』は興味はあるけど長そうなのでちょっと様子見
だけど実は内容は一番興味があるかもしれない
『情動はこうして作られる』での、情動(感情)→言語(表現)ではなく、言語→情動の流れが気になる
『1984』のニュースピーク 、『虐殺器官』や『メタルギアソリッド5』の声帯虫の話は、言語を奪い取ることで思考が出来なくなる
『暇と退屈の倫理学』の國分先生の『中動態の世界』も前に読んだことがあって関連するだろうと思っている
かつて能動態でも受動態でもない「態」が存在したのだという話
文法に能動態と受動態しかなければ、能動態=する、受動態=されるという感覚しか生まれないだろう
「する」でもなく「される」でもない
2回目読みが楽しい
小説、漫画、映画を楽しんでも、数週間もすると基本的に何も覚えていない
特に結末を覚えていないことが多々ある
何度でも楽しめるという利点はあるものの、せっかく読んだのにもったいないという感覚もある
わかります!二次創作を楽しめる人は記憶できてるのでしょうし、この違いはなんだろうと思ったりしますtakkii.icon
一枚のCDを何度も聴いていたときと、何枚もCDを買って聴くようになったのと、どちらが音楽が好きといえるのかといった話もありますねmskizm.icon